どうも、こぐまです(・ω・)ノ
これまでダイエットを成功させる為にはまず腸内環境からと
いう話から、食物繊維の重要性と前回の（過敏性腸症候群など
既に腸が悪い人はどうすればいい？）など既に腸内環境が悪化
している場合の対処法などの話をしてきました。
しかし、前回の話のような食物繊維をいっぱい摂る事は良いけど
人工甘味料を避けるなんて現代では難しいなんて思う方も多いの
ではないでしょうか。
正直慣れれば自然と欲する事が無くなるというのが私の感想です
が、実際私もペプシゼロなどのヘビーユーザーだった事がある
ので、その気持ちは非常によく解かります。
という事で今回は排除する話ではなく、美味しいものを食べて、
更に腸を元気にさせようという、スーパーフードの話となります。
クランベリーは美味しいスーパーフード
今回紹介したいのは美味しくて尚且つ素晴らしい健康効果を持つ
スーパーフード、クランベリーです。
クランベリーというと泌尿器の疾患に対して効果を持つ果物と
いう印象を持つ方も多いと思いますが、胃腸に関しても素晴らしい
効能を持っています。
中にはクランベリーとはなんぞや？という方も居るかと思います
ので、クランベリーについておさらいしたいと思います。
クランベリーは主に北半球の中でも寒い地域でとれる木の実です。
酸味が強く主にジャムやジュースとして消費されています。
クランベリーは北米で親しまれていますが、その起源はアメリカの
先住民が食べていたのが、イギリス系移民に伝わったという話です
が、実際に友好的な交友があったという証拠はないらしいですね。
所謂この辺りはアメリカの黒歴史です。
まぁ起源はさておいて、その効能は本物ですから美味しく健康に
なりましょうという事で、まずクランベリーの効能は質の良い
プレバイオティクスと高濃度のポリフェノールです。
これらは以前から何度か登場している、腸内マイクロバイオーム
に良い効果をもたらすの腸内やそれ以外の健康にも役に立つと
いう事となります。
クランベリーの栄養
クランベリーの栄養といえば高濃度のビタミンCでしょう。
以前の記事で（ビタミンCは大量にとった方が良い）でも書き
ましたが、ビタミンCが多すぎて困ることはありません。
水溶性なので流れてしまうものでもあるので、食事や軽食から
摂取出来るのは嬉しいですね。
そのほかにもビタミンK、E、マンガン、銅などのビタミンミネラル
を摂取する事が可能です。
クランベリーは善玉菌を強化する
という事でここからが本題ですが、クランベリーの腸への効果に
善玉菌を強くする効果がありますが、その効果はクランベリーの
プレバイオティクスにあります。
なにやらプロバイオティクスに似た言葉ですが、プロバイオ
ティクスが腸内の微生物の事に対してプレバイオティクスは
①消化管上部で分解・吸収されない、②大腸に共生する有益な細菌
の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する、③大腸の
腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、
④人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす食品成分を指します。
つまりプレバイオティクスはクランベリーの食物繊維の事だと
考えてもらって問題ありません。
因みにクランベリー独自の成分ではなくリンゴやアーティチョーク
にも含まれているそうです。
そして善玉菌への効果ですが、クランベリーにはシログルカン
という炭水化物である特殊なタイプのプレバイオティクス繊維が
含まれています。
これは善玉菌のエネルギーとなるもので、全身性炎症の予防に
有効な多くの化合物の生成につながると考えられます。
その中でも腸内細菌がビフィズス菌とギ酸を産生して、過敏性
腸症候群などに効果があるという事です。
因みにクランベリーは酸味が強いので加糖して加工された商品が
多いです、ジュースであったりジャムであったりドライフルーツ
であったりと。
腸の健康の為には糖質、特に砂糖は控えるべきですが、加糖した
ドライフルーツを２週間摂取するという実験を行った結果、
善玉菌を増やし、健康に悪影響がある細菌を減少させたという
実験結果もあるようなので、加糖されたものでも摂取をする事で
リスクよりリターンの方が大きい事が解っているようです。
 | 価格:1,199円 |
クランベリーの効果は高濃度ポリフェノールにある
上記のクランベリーの食物繊維にも健康効果は期待できるわけ
ですが、一番の効果はクランベリーに含まれる高濃度のポリフェール
にあると言われています。
特にフラボノイド・プロアントシアニジン（PAC）が高濃度に含まれて
いて、腸細胞の結合を強化し、侵入細菌によるダメージを防ぐ強力な
抗接着性を持つことがわかっています。
腸は、感染や炎症を引き起こす可能性のある病原体に対する防御の要と
なりますが、プロアントシアニジンには腸細胞の結合を強くして、
有害な細菌を防ぐことができます。
そして近年の研究では有害な2大病原体である大腸菌とピロリ菌が
腸細胞に付着するのを防ぐのに役立つと考えられます。
PACの濃度が増加すると、腸の細胞壁をつなぎ止める固い結合も
促進されることが観察され、下痢、腹痛、発熱、重度の脱水症、
腎障害の原因となり得る病原性大腸菌の侵入を阻止すると期待され
ているようです。
このように美味しくて、これだけの腸に対する健康効果があるので
あれば、スーパーフードの名に相応しいでしょう。
まとめ
私はサプリメントの摂取には抵抗がないので、有用なものは積極的
に摂取するようにしていますが、クランベリーなどスーパーフード
と呼ばれるものに関しては、極力食品からの摂取を心掛けています。
というのもスーパーフードの効能は多岐にわたり、その中の栄養を
一つ抽出しただけでは同様の効果が得られないからです。
もし仮に可能だったとしても、気軽に購入できる価格では販売され
ないでしょう。
因みにクランベリーには無糖のドライフルーツやジュースなども
あるので、より腸をいたわりたいとか、より効果を感じたいなら
無糖という選択肢も良いかもしれませんね。
まぁ割高ですが…
それでは、次の記事で('ω')ノ
 | 価格:3,947円 |
 | 価格:14,540円 |
