どうも、こぐまです(´・ω・`)

ターミネーター:ニュー・フェイト観てきました。
人気作ですしシリーズ映画としても5作続いていた映画ですが、
今回のターミネーター:ニュー・フェイトはターミネーター3
以降の作品を無かった事にして、最も評価が高いと思われる
ターミネーター2の正統続編となっているようです。

確かに3,4作目もそこそこ楽しみましたが映像は時代の進歩と
ともに良くなっているものの満足感という意味では2を超える
作品では無かったです。
今回の正統続編のニュー・フェイトはと言うと思い入れの強さを
加味しても相当な良作だと感じました。
また2で登場したメインキャラクターは配役そのまま再登場します
が、既に2の公開から28年も経っている訳です、シュワルツェネッガー
は既に70を超えている訳ですが現代のテクノロジーの進歩は凄い
ですね。
役者は映像の中では永遠に年を取らない事になりそうです。

あらすじ

ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。

シネマトゥデイ

当時の姿そのままで新しい映像が作られる

今回のターミネーターシリーズでは2以来28年ぶりにリンダ・ハミルトン
が、サラ・コナー役で復帰します。
それ自体楽しみでもありますが、実際に観て驚いたのは若かりし頃の
リンダ・ハミルトンが映像の中で動いていた事です。

確かに2で使った尋問?のシーンなど過去の使い回しの部分もありましたが、
新規で撮った映像にもかかわらず御年63のリンダ・ハミルトンが当時の姿
のまま登場したのは驚きました。
それだけではなくジョン・コナーのエドワード・ファーロングも当時の
姿のまま登場します。

当然エドワード・ファーロングはもはや子供ではありませんから、全く
の別人が演じている訳ですが、映像を見る限りでは2の時の本人そのまま
で、まるで2の撮影を終えた後に28年後の続編の為に撮影したもののような
レベルで本人にしか見えませんでした。

もちろん、この手の映像技術に関しては今に始まった事ではないですし、
既にターミネーターシリーズの中でも4では既に使われていたものですが、
今回ほど違和感を感じなかったのは初めてです。
役者は映画内では老いとは無縁ということになってくるのかもしれません。
亡くなった役者まで復活してきそうな技術ですが、それはそれで新たな
問題も出てくるかもしれませんね。

変に捻ったストーリーにしなかったのは良かった

シリーズ作品が長く続いたり、監督など制作陣が変わると過去作を
越えなければと余計な事をするようになる印象があります。

視聴者からすれば単純なストーリーで楽しませてくれれば満足な場合が
多いですが、制作側はそれでは満足できず変に捻ったストーリーに
したり映画後半にサプライズを用意したりしますが、上手くいかない
事が多いです。

今回のニュー・フェイトはどうか?と言われれば私の主観ですが、
ターミネーターとして非常に王道のストーリー展開だと思います。

1,2と同様に現代で未来から来たターミネーターに命を狙われる
展開は同様で、それを守護するものが未来から現れるのもです。
1では未来人が助けに来て、2ではターミネーターが助けにきます。
今回は人間ではありますが、強化人間というガンダム好きであれば
喜んでしまいそうな設定ですが(私は喜びました)新しい設定では
あるもののターミネーターシリーズの王道展開と言えるでしょう。

守護する対象や理由なんかもシリーズで多少差異はありますが、
見所の一つでもあります。
ターミネーター3も似たような手法で過去作と違う表現をしていた
ので面白いと感じましたが、今回もこの辺りは注目ポイントでしょう。

私もそうでしたし、多くの視聴者も予告編などを見れば今回守られる
対象であるダニー(ナタリア・レイエス)はターミネーター1の
サラ・コナーと同じような立ち位置で、恐らく守られる理由も同一で
あると考えると思います。
実際劇中でもそのような話をする場面もありますし、安定の展開かと
思いましたが、この辺りの後半でのネタが解る時は過去作との違いを
楽しめるポイントですし捻り過ぎない良い話だと思いました。

因みに今回もシュワルツェネッガーがターミネーターとして登場する
訳ですが、正直これに関しては予想も付かなかったですが、
奇をてらったと言うよりはターミネーター2でやったことは無駄では
無かったと思わせるストーリーで私は嫌いではありません。
味方として登場するので実は2のターミネーターは溶けて無かったんじゃ
ないか?なんて思っていましたが、そんなご都合主義の話ではない所は
良いポイントでしょう。

まとめ

王道展開と最新の映像技術で非常に満足感の高い映画でした。
序盤などではターミネーター2を彷彿とさせる展開も多々盛り込んで
あるのでシリーズファンは尚更楽しめるかと思います。

因みに洋画は大概字幕で見るようにしていますが、今回も同様に
字幕で見ようとしていた所、ふと気になって吹き替えの役者を
調べてみる事にしました。

近年洋画の吹き替えは本職の声優さんではない、アイドルだの
お笑い芸人だのテレビドラマの俳優だのと酷い自体になっていて
吹き替えを選択することはまずなくなっていました。
しかし、今回のニュー・フェイトではターミネーター2のテレビ版の
玄田哲章さんが出ていて、サラ・コナーも戸田恵子さんなど声優として
安定の方が出ていて、よく解らないお笑いとかが配役されていないよう
なので吹き替えを選択して観てきました。

なにしろターミネーター2はテレビ版で観て育ってきたので、それ以外の
違和感が凄いです。
特にソフト版のジョン・コナーの声の違和感は半端なくルフィにしか
聞こえません(まぁ当然ですが…)
まぁ話は逸れましたがテレビ版で育ったので吹き替えを観てきましたが、
考えていたより良かったです。

ただ予告編で観ていたリンダ・ハミルトンのI"ll be back が聞けなかった
ので字幕でも見たいなと序盤に思いました。(吹き替えで聴くと違和感が
ある言葉ですよね)

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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