どうも、こぐまです(´・ω・`)

先月から広がりを見せる豚コレラですが、発生源とされる愛知から
現在までに 大阪、滋賀、愛知、岐阜、長野の5府県 まで広がった
ようです。
このうち自治体だけでは対応できない愛知、岐阜、長野の3県の知事から
自衛隊に災害派遣の要請があり、対応に当っていたようですが、
本当に自衛隊には頭が下がる思いです。

今回も各自治体で処理できない規模の伝染病で自衛隊が動員された
訳ですが、このような生き物の殺処分というのは鋼の精神を持つ
自衛隊の方々にも大きな精神的負担になったようです。
このような伝染病の対処から災害派遣、また国土の防衛と我が国の
為に活動して貰っている自衛隊の地位がいまだ定まっていないと
言うのがなんとも解せないです、これらの活動が自衛隊の地位の
改善に繋がればとも思っていますが、そうとは考えない輩がいるのが
日本の困った所でしょう。

自衛隊が違憲だというならお前らが殺処分しろ

以下引用


豚コレラをめぐる豚の殺処分の支援で延べ千人余りの隊員を3県に出動させていた自衛隊は9日にも支援を終え、隊員を撤収させる。豚コレラの発生は平成4年以来のため隊員にとって支援は未知の任務で、豚の断末魔の叫びに戸惑う隊員もいた。東日本大震災での対応の教訓で隊員の精神的負担を和らげるメンタルヘルスも重視した。


豚コレラの感染は5府県に広がり、このうち自治体だけでは対応できない愛知、岐阜、長野の3県の知事から自衛隊に災害派遣の要請があった。これを受け、陸上自衛隊の第10師団(愛知)や第12旅団(群馬)を中心に延べ1055人の隊員が6日から出動し、24時間態勢で支援活動にあたった。


活動内容は(1)豚舎内での豚の追い込み(2)殺処分した豚や餌などを埋却地に運搬して処理(3)養豚場の消毒支援-で、隊員に最も負担が大きかったのは豚の追い込みだった。獣医師が注射や電気ショックにより殺処分するにあたり、豚を集めたり、暴れないよう押さえたりすることが求められた。
 ある自衛隊幹部は派遣された隊員から、「命あるものを処分せざるを得ないのは心苦しく、たとえようのないむなしさの中、心を無にして臨んでいる」との報告を受けた。愛らしい子豚を正視できない隊員や、豚舎に悲鳴が響き渡るのに悩まされる隊員もいた。

産経新聞より

生き物を食べないと生きていけない人間の背負った業と言うものが
ありますが、本来であればこれら食肉として育てられている豚の
感染病は、それらを食する私達皆の問題だと考えられます。
だからと言って住民皆で殺処分をする訳にもいかないので、
これらの汚れ役のような事もやってくれる方は必要ですが、
その役を務めてくれる方への敬意が必要でしょう。

災害や伝染病など大きな問題が起きると自衛隊を頼る事になりますが、
都合の良い時だけ頼って、彼らを貶めようとする輩も存在します。
共産党のように自衛隊は違憲だけど必要とか都合のいい話をする団体
もいますし、憲法学者など自衛隊違憲論は根強いです。
一昔前までは災害派遣の際自衛隊の派遣を断った自治体もありますから
困ったものです。
まあ昔に比べれば自衛隊の国民的意識の中では地位は向上していますし
信頼できる団体として自衛隊を挙げる人は国民の7割くらい居るようです。

今回のような報道を見るたびに、「自衛隊違憲論者どもお前らが殺処分
してこいよ!」と思ってしまいます。
護憲派などは自衛隊の憲法への明記は必要ないなんて叫んでいる
人もいますが、このような重責を課している自衛隊の方の地位を
文書として定めるのは重要かと考えます。

まとめ

牛でも豚でも食肉として育てられていても生き物です。
当然彼らも自身の死が近づいている事が解るようで泣き叫びます。
人間が生きる為とは言え、この辛い仕事を自衛隊の方が肩代わり
してくれているのは頭が下がりますし、十全なメンタルケアが
必要でしょう。
動物は 屠畜場 に連れて行かれる時には解るらしく、抵抗して泣く
そうです、人間の背負った業ですが、今回の事が自衛隊の方の
精神的トラウマにならない事を祈りますし、肩代わりして
くれた自衛隊の方々への敬意は忘れないようにしたいです。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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