どうも、こぐまです(´・ω・`)

今日はお勧めしたい海外ドラマを紹介します。
タイトルは「デクスター警察官は殺人鬼」です。
お勧めだとは言いましたが、万人向けかと問われれば決して
そんなドラマではないんです。
恐らく国内のドラマでは内容的に制作不可だろうし、地上波での放送も
不可能でしょう、実際国内では有料チャンネルでの放送でした。

そのような点から希少な内容なので、苦手じゃない方にはお勧めしたい
ですね。ドラマ自体は既に完結していて、シーズンも8までありますが、
最初のシーズン1を見るだけでも十分楽しいと思います。
このようなドラマシリーズはシーズンの最終話でも続くみたいな終わり方
も多いと思いますが、デクスターの第一シーズンの終わり方は、それ
単体でも綺麗に完結しますので、とりあえず最初のシーズンだけみて
どうしても続きが気になるなら、続きもって感じで軽く見る事が
出来ますね。

どんな内容か?

主人公のデクスターモーガンはマイアミ警察の血痕専門の鑑識官で、
人柄も温厚で人当たりも良いという、表の顔を持っていて、
裏では連続殺人のシリアルキラーという今までにない設定です。
このドラマは警察物なんで、当然数多くの殺人鬼が登場するんですが、
そんな中でもダントツの殺人鬼が主人公というぶっ飛んだ内容です。

因みにデクスターの殺人衝動は幼い頃から存在していて、そんな
デクスターを警察官の養父が育てていたわけですが、デクスターの
殺人衝動を抑える為に凶悪犯のみを殺すように教えていたわけです、
警察に捕まらない方法とか、かなりヤバイ内容ですよね。

そんな養父の教えのおかげでデクスターの獲物は凶悪犯なわけなので
主人公が殺人鬼なのになぜか応援というか感情移入ができます。
なにせ相手は子供の連続殺人をやるような鬼畜揃いなんで、
正直よくやってくれたっていう感じです。
因みにデクスターはシリアルキラーなので、殺す前に血液を採取して
コレクションしてます。まあこの辺りはそれ程拒否反応を示す人も
いないと思いますけど、その後楽しんで殺人して最後はバラバラに
解体して捨ててしまうんで、この辺りの映像表現には万人に勧められない
んじゃないかなって思います。

それから表の顔が明るく愛想が良いので、裏の顔を知っている視聴者から
したら完全にサイコパスを見ているようで、面白いですね。
お前ら騙されてるぞ!って感じで。それでも殺人鬼であるのかが発覚する
んじゃないかとハラハラするシーンもあるんで、メリハリがあってそこも
ポイントです。

シーズン1の主な事件

毎回シーズンによって主題が当然違ってくるのですが、この最初の
シーズンでは冷凍車キラーという娼婦の連続殺人鬼が登場します。
この冷凍車キラーを追いかけるのが第一シーズンのメインの話となる訳です。
このような敵が登場すると主人公も殺人鬼だし、ライバルかなって
普通は考えると思うのですが、その点デクスターは一味違います。

相手の殺人方法を美しい…と感動してしまって共感を覚えたりします。
冷凍車キラーの方もデクスターの存在を意識していて、自宅に侵入したり
バラバラ殺人を模した人形を置いて行ったり、挑発ではなく一緒に
遊ぼうと誘ってくるという、こちらの想像の斜め上の展開をみせて
くれます。

このシーズンでは冷凍車キラーを追いながらデクスターの過去の
記憶にも遡り殺人鬼になった原因まで明らかになるので、
一通りの伏線は回収されますから、全部のシーズンを見るのは大変
と思っている方にもお勧めできます。
まあシリーズものなんで後からどんどん様々な話が出てきますけど…

個性的な登場人物

まずは義理の妹のデボラ、デクスターを同じ署に努める警察官です。
後に殺人課へと昇進します。まあ所謂ビッチな妹ですね。
毎シリーズそのビッチぶりを発揮ます。

そしてデクスターの恋人リタ、彼女は薬物中毒者の元夫から性的
DVを受けていて、心に傷を持っています。
そのせいでSEX嫌いな為、恋人にその行為を求めてきませんから
同じくSEX嫌いで感情の無いデクスターの世間体の為の隠れ蓑に利用されます。

殺人課のエンジェル、エンジェルと言っても髭面のおっさんですが、
デクスターの能力を高く買っていてコミュニケーション能力も高いと
いう所内のムードメーカー的存在です。
気の良い性質のせいかトラブルに巻き込まれたり、ドラマ内での
人情担当という所でしょうか。

デクスターと同じ鑑識のマスオカ、いつも下ネタ話ばっかりしている
ハゲたおっさんでデクスターの妹のデボラによくちょっかいをかける
愉快なおっさんです。このおっさんが居ると暗くならないんで、
メリハリが効いて良いですね。
この人物もデクスターに好意的に接触してきます。

ラゲルタ警部補、かなり出世欲の強いおばちゃんです、デクスターに
頻繁にアプローチを掛けてくる程、気に入っているので様々な便宜を
図ってくれたり便利な上司ですが、デクスターの妹のデボラの事は
蛇蝎のごとく嫌っていて、当りも強くかなり冷遇してくる面倒な
やつですね。

殺人課の巡査部長ドークス、数多く警官仲間が登場しますが、その
殆どがデクスターを怪しむ事もなく好意的に接触してきます。
しかし、このドークスだけは徹頭徹尾デクスターを気味悪がって
敵対してきます。
まあデクスターの正体から当然と言えば当然なんですが、
視聴していると凶悪犯を殺しているデクスターを応援しているんで
なぜかドークスが悪いヤツに見えてきます(;^ω^)
まあ唯一のデクスターの天敵ですね、その後のシーズンでも
付け回して尻尾を掴もうとしてきます。

まとめ

海外ドラマといえば刑事物から法廷もの医療ものと
色々なジャンルがあります、このドラマも主題は警察物と
言えますが、主人公の裏の正体から日本の時代劇で言う
必殺仕事人のような側面も持っています。

まあ仕事人のように綺麗な部分だけ見せるわけじゃないので
映像的にはかなり刺激的ですから万人受けは難しいですが、
そのような映像に耐性のある方にはかなりお勧めであると
言えます。
その後のシリーズの展開も面白いですが、まだシリーズ
未経験の方は第一シーズンだけでも見てみてはどうでしょうか。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

 

 

 

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