どうも、こぐまです(´・ω・`)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ見てきました。
以前公開前にスター・ウォーズって面白いですか?
という記事を書いたのですが、そこで前作のフォースの覚醒が
面白ければ最後のジェダイも観に行きますという記事を
書いたわけですが、今回新作を観てきたので、
フォースの覚醒が面白かったのか?と聞かれれば答えは
ノーです。

昭和時代に作られた映画のすぐ後の時代が
描かれている為か、作品全体から古臭い印象を受ける事が
多く、流れる音楽もインディージョーンズシリーズと同一の
音楽家が作っているようで、それも昭和感のある古い印象を
受けました、戦闘機乗りのコスチュームも当時のものと
同一でしょうから、正直今の時代だとダサいと言わざるを
得ないもので、話題作の新シリーズとしてみても、
これがどうして高い評価を受けるシリーズなのかと
首をひねる事になりました。

ただ敵役のストームトルーパーから抜け出した、
ジョン・ボイエガ演じるフィンが思いのほか良いキャラクターで
このキャラが居なければ、今度も最後まで観ていられなかった
でしょう。デイジー・リドリー演じるレイが主人公なのでしょうが、
私の主観ではフィンが完全に主人公的ポジションに見えました。
また今回のダースベイダー的ポジションのカイロ・レンが放つ
小物臭のせいで敵の強大さが伝わりにくいと感じました。
それでもラストの場面と予告動画の出来のよさから、
最後のジェダイは劇場に足を運んでしまいました。

結論から言えば最後のジェダイ面白かったです

私は以前の記事でも書きましたが、スター・ウォーズシリーズは
世代じゃない事もありましたが、今まで一つも面白いと感じた
事の無いシリーズでしたが、この最後のジェダイは素直に、
面白かったと言える出来でした。
海外の批評家からは概ね高い評価を得ているようですが、
国内のスター・ウォーズファンの評価は良いと悪いで
半々に割れているという感じですね。
恐らくファンが望んでいる王道的展開からは外れている
からだと予測しますが、シリーズファンで無い私の目からは、
ご都合主義の王道展開じゃない所がリアリティを感じましたね。

ヒーロー的行動が良い結果を生むとは限らない

このようなアクション映画にありがちなヒーロー的行動、
大義の為なら自分の命も仲間の命も省みない行動をよく
みることがあります。前作から続いて登場している、
レジスタンスのパイロット、ポー・ダメロン中佐がまさに
そのヒーロー的行動をとるわけですが、王道展開であれば
その行動こそが正義であり、正解への道なわけですが、
この映画では現実世界と同じく、そんな無茶で物事が解決
しない事を教えてくれます。

その対比として、ローラ・ダーン演じるホルド提督が
一時的にレジスタンスの指揮官として就任しますが、
視聴者への見せ方が秀逸で、視聴者は完全にポーや
フィンの活動を一緒に観ていますから、彼らの作戦が
成功するように応援して観ているわけです。
ですから視聴者目線ではホルド提督の立ち位置が、無能で無策、
卑怯な指揮官として映るように見せている所です。

主人公レイの生い立ち

前回まで明かされなかった話としてレイの生い立ちも
明かされることになります、この話は恐らくシリーズ
ファンの間でも好意的に受け止めている人は、少ないと
思われる要素だと考えられますが、私はこの設定が
いたく気に入りました。
王道ではないという話と繋がるかもしれませんが、
特別な人間じゃなくてもいいじゃないかって感じの
設定で、現実は残酷ですよね。。゚(゚´Д`゚)゚。
シリーズファンが気になっているであろう、
ルーク・スカイウォーカー、すっかり引き籠りの
爺さんになってましたので、笑ってしまいましたが、
ここでも人間らしい理由で引き籠っていたので、
説得力があります。
人間は間違えを犯すというのをあらゆる場面で
メッセージとして送ってくる映画です。
しかし、ルークには映画の最後にシリーズファンも
納得するであろう、最高の活躍の場が与えられているので
その辺りは満足できるのではないでしょうか。

総評

正直シリーズファンであれば評価が割れるであろう、
展開が用意されているので、ファンの方ほど納得されない
かもしれませんが、私のように今までスター・ウォーズ
シリーズを敬遠していた人間には観てもらっても、
満足感が得られる作品ではなかろうかと思ってます。
また、今回初めて劇場でスター・ウォーズを観たのですが、
この映画は劇場で観てこその映画だと感じましたね、
単純に宇宙での戦闘の迫力は家のTVでは感じづらいので
私も当時劇場で今までシリーズも観ていたら、評価は
違っていたかもしれないと思わせる臨場感でした。
しかし、ネガティブな意見も言わせてもらえば、
前作のフォースの覚醒でも思いましたが、敵役となる
ファースト・オーダーがどれ位の悪の集団なのか、
非常に解りづらいと思いました、特別非道を働いている
場面が映らないものですから、主人公側のレジスタンスが
単なるテロリストに映ってしまう危惧があります。
もう少しファースト・オーダーが悪の集団だと解りやすく
表現してもらえたら主人公側に感情移入しやすいと
感じました。

ところで、レイア姫ってジェダイ以上の能力者なんですか?
今までシリーズまともに観てこなかったので私は知らない
んですが、今回レイア姫最強なんじゃない?って瞬間を
見せられたので、( ・`ω・´)ナン…ダト!?
過去シリーズを観てみようかなと思わせるシーンでした。
ただ、残念な事にレイア姫役のキャリー・フィッシャーは
今回の映画が遺作となってしまったので、次回作では
活躍を観れないでしょう。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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