どうも、こぐまです(´・ω・`)

昔からの車好きな方ならこんな言葉を知っているかもしれません。
「マツダ地獄」知らない方の為にどんな意味なのかを簡単に
説明しますと。

以前のマツダ車は中古車市場で人気がなく、いざ乗り換えの
時期が来て次はどのメーカーの車にしようかとディーラーや中古車買い取り業者で
査定をして貰うと、ビックリするくらい安く買い叩かれてしまうので、
しょうがないからマツダディーラーで査定してもらうと今度は圧倒的に
査定が良くなるので次もマツダを買うしかなくなるという話です。

要は一度マツダの車を買ってしまうと下取り買い取り価格で、他のメーカー系では
不遇な扱いを受け、マツダであれば良心的な価格で下取ってもらえるので、
マツダ車から抜け出せないという地獄のような状況を揶揄した言葉ですね。

地獄か天国かは本人しだい

まあマツダ地獄と言われていますが、それが本当に地獄なのかは本人
しだいと言った所でしょう。
以前のマツダは新車の値引きも大幅に期待できて(まあディーラーも
値引かないと売れないと思っていた節があり)なおかつ下取りも次もマツダ車
なら十分期待できるわけです。
マツダ車に惚れ込んでの乗り換えという事でなら逆にマツダ天国とも
言えるかもしれません。
しかしマツダ地獄全盛時代に他のメーカーに乗り換えたいと考えていた人
からすれば地獄のような状態だったのかもしれません。

現在はディーラーもかなり強気で商売しているようです

最近のマツダは鼓動デザインと言われる各ラインナップ同一フェイスで
勝負に出ています、道行くマツダ車の多さを見る限りある程度成功して
いるのでしょう。
比較対象として適切かどうかは置いておいて、BMWやメルセデスなんかも
どのグレードを見てもBMやベンツと解る顔になっています。

まあBMWなんかはブランド力が強いので、低グレードでもBMWと解るのは
販売上強みと働くのでしょうけど、マツダのようなブランド力だと
高いグレードのアテンザも低グレードのデミオも同じ顔だと価値が下がりそう
なんて思っていましたが、現状杞憂だったようです。
それに文句なしに内外装が格好よくなって来ているので、ディーラーも自信が
あると見えて、以前アテンザを見積もって貰いましたが、値引きもなく
かなり強気なセールスだと感じました。

これなら強気で勝負したくなるのも解ります、特にアテンザは内装が
マイナーチェンジされた年式からは中古価格も下がらず、実際観てみましたが
なかなか立派な内装でした、まあ写真家って凄いなってちょっと思う部分も
ありましたが、以前のマツダ車に比べるとかなりの質感です。

それにこのアテンザは車格も大きくトヨタの「いつかはクラウン」で有名な
クラウンよりも大柄ボディで迫力ありましたね。

ミニバンからSUVへの移行

現在日本でもっとも人気の車種と言えばミニバンでしょう。
しかしそれは日本だけの事で北米ではミニバンは売れません、そもそも
アメリカ人はミニバンにステータスを感じないので、ただ利便性が良ければ
いいと言う話ですから、その点ミニバンはサイズ的にも中途半端でアメリカでは
小さいからです。北米ではフルサイズバンもありますから、尚更ミニバンの
必要性が薄れてきます。
フルサイズバンとは
・全長:5.5m 以上
・全幅:2m 以上
・全高:2m 以上
しかし、ここ日本ではフルサイズバンのようなサイズになると運転も
大変ですし、道も選ばないとならないので、ミニバンという事になるのでしょう。

マツダはMPVも生産終了にして、今後は北米市場を見据えてかSUVで勝負
するようですね。北米でSUVと言えばcadillac escaladeが有名ですが、

マツダもエスカレードに迫る大きさのCX-9を出しています。
日本では全幅2m近くになるCX-9を売り出すのは難しいのでしょうけど、
日本用としてCX-8を出してきましたね。

この質感であればトヨタのミニバンとも勝負が出来る車となりそうです、
サイズ的にはアルファードと全高以外は競合しますし、ミニバン嫌いな方で
7人乗りが必要な人には候補に挙がる車となるでしょう。

2列目シートがこのレベルのSUVなら欲しいと思う人は多いのではないでしょうか
値段も3百万円台とトヨタのミニバンとも競合するので、なかなか面白い車が
登場してきました。
あ~アル、ベルのエグゼクティブラウンジ仕様は別物なんてあれは比較対象外です。

まとめ

マツダ地獄なんて言われていた時代もあったメーカーですが、
今やかなり一般受けする車になったのではないでしょうか、
トヨタのように体力がある会社ではないですから、ミニバンからは
撤退となるようですが、SUVで勝負するのはなかなか良い選択の
ように思えます。

なかには鼓動デザイン( ゚д゚)アキタヨ…なんて声も少し聞こえてきていますが、
実際に道路でアテンザ等すれ違うと迫力ある車だなって思うので、
まだまだ勝負できそうな予感がしてます。

ただ思うのは今までマツダ地獄状態でマツダファンだったおかげで
マツダ天国を享受していた方はブランド力が上がってきて嬉しいような、
乗り換えが高くなって悔しいような微妙な思いをしているかもしれませんね。
ただそんな中でもCX-5とトヨタのハリアーでは同年式でもハリアーの方が
価値が高いようなので、トヨタってやはり強いですね。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

 

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