どうも、こぐまです(´・ω・`)

ネットゲーム依存症、テレビゲーム依存症、時折そんな話がTVのニュース
などで悪し様に報道される事ってありますよね。
なにか犯罪を犯したものの趣味がゲームやアニメ、映画など恰もそれが
犯罪の要因となったかの報道は今に始まった事ではなく、80年代、90年代には
もうそのような報道が始まってきた事を当時子供ながら覚えています。

私が子供の頃には夜9時のロードショーの時間といえば様々なホラー映画、
スプラッター映画などが放送されていましたが、そのような映画が現在
地上波でそのような時間に流れる事は暫らく記憶にありません。
まあ子供が起きている時間に放送されるTVに関しては一定の節度が必要だと
感じてはいますが、TVに対して息苦しさも感じてはいます。
その割にはTVって偏向報道が酷いのにね。

さらに一歩進んで病気と言われるかも

まあゲームやアニメ、漫画や映画、このような娯楽は一部の識者から
犯罪の温床のように言われるのは、まあ納得はしていませんが、
慣れてきました。
せいぜい思うのはゲームなどを面白さを知らないんだろうなとか、
アニメや漫画等も見ないから、自分の興味が無い事として処理している
んだろうと思うだけですが。
なぜか一般に認められている宮崎駿氏の映画など、一部のアニメだけは
社会的にも認められている現状もありますが、私には違いが判りません。
まあ環境保護とか平和、反戦、そのようなメッセージが盛り込まれていると
新聞やTVメディアに喜ばれるのだけは理解できます。

しかし、今後はゲームに熱中して時間を忘れる、寝る時間を惜しむ等、
日常生活に支障が出るような楽しみ方をする人間を病気と呼ばれる
時代が来るかもしれません。
インターネットゲームなどのやり過ぎで日常生活に支障をきたす症状
について、世界保健機関(WHO)が2018年、病気の世界的な統一基準
である国際疾病分類(ICD)に初めて盛り込む方針であることが、
決まったようです。

最終草案では、ゲーム症・障害を「持続または反復するゲーム行動」と説明。
ゲームをする衝動が止められない、ゲームを最優先する、問題が起きても
ゲームを続ける、個人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じる
――を具体的な症状としている。診断に必要な症状の継続期間は「最低12カ月」。
ただ特に幼少期は進行が早いとして、全ての症状にあてはまり、重症であれば、
より短い期間でも依存症とみなす方針。と報道で出ていました。

もちろんゲーム関連の業界団体も、この報道に対しては声を上げています。
米国や日本のゲーム機メーカーやソフト会社で作る業界団体
「エンターテインメント・ソフトウェア協会」(ESA、本部・米ワシントン)
WHOがネットゲームへの過度な依存を病気と指定することに対し、
「ビデオゲームに中毒作用はないと客観的に証明されている」として反対する
声明を出した。とあります。

対立する意見について

だいたいこのような話になると、ゲーム肯定派、否定派で意見が分かれるもの
で、それは当然とも言えますが、それらの意見が極端な事例を挙げる事が
多いように思いますね。
まあ肯定派については特別攻撃される側である為か落ち着いた対応を
見せているようにも思えますが、否定派についてはこのような報道が
流れると、対応が遅い位だとか、働かずにニートになってゲームしか
やらないとか、最悪家族の物を盗んで金にしてネットに課金しているとか、
とある番組では家財道具を売り払い、売るものが無くなっても母親に
ネットで課金する金を寄こせと暴れる子供の映像が流れていました。

確かにこんな事例もあるのでしょうけど、これは極一部の話でしょうし、
それにこれってゲームのせいなんでしょうか?
このように自分の思うようにいかなくて大暴れするような人間って
たまたま依存したものがゲームであっただけで、それがパチンコなど
各種ギャンブルなどだったとしても同じ事が起こるのではないでしょうか。

依存したものがたまたまゲームだった、というのが私の意見ですね、
これが社会的に認められたもの、例えばスポーツだったり勉学だったり
すれば、どこまで依存しようがだれも止めないでしょう。
私も筋トレが趣味ですが、風邪だろうがなんだろうがやりたくなり、
やれない場合は気分が悪いとか不安だとか、筋トレが趣味でない人間に
すれば禁断症状なんて思われそうな事を口走り呆れられてしまう事が
ありますが、これも依存症の一種でしょう。

まとめ

私も10代から20代の間はファンタシースターオンラインという
オンラインゲームで、まさに報道で言われている状態で楽しんでいました。
深夜3時までゲームなんて事も稀ではなかったですし、当時勤めていた
会社が遠い事もあって、5時半位に起きて2時間も寝ていない状態で
仕事に行くなんて事も頻繁にありました。

次の日が休みの場合は徹夜でゲームをやっていて空が明るくなってくる状況を
良く経験していましたし、WHOに言わせれば当時の私は病気だったのでしょう。
しかし、私は当時の事を思い出しても無駄な時間だったとか、その時間を
他のもっと社会的に認められている事に注ぎ込めば一角の人間になったのでは
なんて考える事はありません。
今思い出しても単純に楽しかったですし、まあ楽しんだ分仕事時間中は眠い事も
ありましたが、特別迷惑かける事もなくこなせていました。

別にゲームがなにかの役にたつなんて事はまったく言うつもりはありませんが、
これってただの娯楽でしょう。ゲームを中断出来ないのも仕事をしないのも
家財道具を盗んでお金に換えるのも娯楽のせいではなく本人の自制心の
問題なのではないでしょうか?

別にゲームでなくても熱中しすぎれば娯楽でなくてもどんな事でも
日常生活に支障をきたすでしょう。
そこで今なにが優先か判断できるのかは本人の問題なので、依存の対象が
問題なのではないと考えています。
まあストーカーなんかも依存症みたいなものですよね。

このような報道が出る時、識者が悪し様にゲームを貶めるのは
単純に悪役が設定されていたほうが、説明するのも起きている問題も
簡単に単純に解決できるよう解説できるからなのではないでしょうか。
それさえ無ければなんて感じじゃないかな。

しかし、それぞれの自制心が問題という事になると、そもそも論というか
性善説 性悪説まで話が及んでしまいそうなので、避けているのでは
なんて勘ぐってしまいたくなります。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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