どうも、こぐまです(・ω・)ノ
前回は(食物繊維の健康への影響)について話してきました。
食物繊維がどれだけ健康に寄与し、腸の正常化が減量だけで
なく、様々な疾病の予防にも重要だというのが解りますね。
最初の悩みがダイエットが成功しないだとして、それは自分の
努力や忍耐力の不足などの精神論だけで解決出来るものでは無く、
これまでの食生活などが大きく関わって腸の健康が悪くなって
いる為の結果だというのが見えてきたような気がしませんか?
しかし、既に腸が悪くなって何年?とか良かった記憶が無いなど
便秘などの悩みをもともと抱えている方も多いと思います。
前回の記事にあるように食物繊維の摂取量を多くする事が腸の
正常化に大きく貢献することは事実なので、その生活を続けて
行くことで悩みは改善されていくと考えられますが、原因は
食物繊維不足だけとは限らないので、今日は食物繊維以外
の改善策について共有したいと思います。
過敏性腸症候群の症状
過敏性腸症候群なんて書くと、とんでもない病気のように思え
ますが、症状はだれにでも起こりえる、いたって普通の症状です。
例えば、腹部の膨満感や下痢、便秘、ガス、腹痛などとなります
大抵腸の調子が悪いと思っている方は上記の2~3個程度は当ては
まるのではないでしょうか。
かくいう私も腸が改善する以前は便秘が長く続いてのち、1日中
トイレに駆け込むような症状になり、最後は下痢症状になって終わる
という事を繰り返していた時期もあります。
因みに過敏性腸症候群はIBSとも呼ばれますが上記の私のように、
個々人で症状が違います。
- IBS-D(下痢型IBS)– 下痢を主症状とするIBS
- IBS-C(便秘型IBS)– 便秘を主症状とするIBS
- IBS-M(混合型IBS)– 下痢と便秘が混在し、通常は交互に発生
とこのように、人によって症状が違うので、薬物療法でも根治
は難しい部類なのではと思います。
因みに過敏性腸症候群になると様々な腸の症状起こすリスクが
上がります。
例えばリーキーガット症候群や乳製品過敏症や乳糖不耐症、
小麦やグルテンの過敏症などですね。
特にリーキーガットは皮膚が荒れる事になるので、なんとしても
直したい所です。
因みに腸の炎症が引き起こす疾病というのもあって、胃酸逆流や
慢性疲労症候群、片頭痛、自己免疫疾患、うつ病、不眠症、など
になります。
これは前回のマイクロバイオームの話から当然起こり得る話だと
思います。
これらの事から、食物繊維を積極的に取ることは重要ですが、
繊維の摂取量以外にも腸を悪化させる要因があるので確認して
いきたい所です。
原因物質を排除する
食物繊維が足りない以外にやる事のまず一つ目は、原因物質を
排除するという事になります。
まずは乳製品に小麦(グルテン)や清涼飲料水などに含まれる、
ぶどう果糖液糖、そもそも糖やアルコールは腸粘膜を損傷させる
ので全く摂るなとは言いませんが摂取量を減らす方が良いでしょう。
またアスパルテームやスクラロースなどの人口甘味料も摂取しない
方が良いでしょう。
ゼロカロリーの清涼飲料水にはアスパルテームが入っている事が
多いと思いますが、一見糖質もゼロだしカロリーも無いしで、健康
によさそうな感じですが、腸内細菌の変質をもたらすとの報告が
ある物質となります。
腸内が善玉菌から悪玉菌が優位になってしまう事になるので、リスク
とリターンを考えればゼロだからと言って習慣的に飲むのは注意が
必要なようです。
良いものを入れる
これまでの記事で良いものを入れるより出す方を優先に
と書き続けてきましたが、食物繊維の量が十分に摂っている
状態でまだ腸の調子が万全でないならば、良いものを積極的に
入れると良いでしょう。
例えばコラーゲン摂取の為にボーンブロススープを毎日飲む
これが難しいのならば、以前の記事で書いたように、
(コラーゲンの効果は体感できる)コラーゲンサプリを摂る
のが楽でお勧めです。
コラーゲンは腸を修復する事が出来るのでリーキーガットの
改善などにも有効となりますし、体感サプリメントの一つです。
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また調理油をココナッツオイル変えるなども有効です。
中鎖脂肪酸を摂取するのが目的となりますが、その中でも
ラウリン酸は分解されると悪玉菌に対する抗菌力を発揮する
有用な脂肪酸です。(ラウリン酸は長鎖脂肪酸と呼ばれること
もありますが…)
しかも善玉菌には無害という事なので、抗生物質のように
善玉も悪玉も殺してしまって、悪玉がその後増えまくるなんて
事がないのでかなり優秀な油ですが、ラウリン酸が目的ならば
安いMCTオイルを購入するとラウリン酸が含まれている事が
多いのでココナッツオイル香りが苦手であればMCTオイルと
いう選択肢もありますね。
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そして腸が弱っている方は消化力も落ちている可能性が高い
ので、消化酵素を食前に摂っておくと胃腸を助ける事が
出来るでしょう。
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そしてプロバイオティクスのサプリメントも有効となります。
プロバイオティクスというとスーパーのヨーグルトを思い出し
ますが、乳製品も腸には負担となりますので、プロバイオティクス
に関してはサプリメントで摂取するのが良いでしょう。
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またL-グルタミンは腸へのエネルギー供給を助けるアミノ酸ですが、
リーキーガットの患者にL-グルタミンを与えた所、過敏性腸症候群の
症状が緩和したといういう報告もあるので有用なサプリメントでしょう。
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まとめ
通常は食物繊維を十分に摂ることによって、腸は正常に向かって
行くと思いますが、これまでのライフスタイルや遺伝や体質によっては
現代人の一般的な生活をおくっているだけでリスクとなる場合があり
ます。
糖を長期間絶つのは、それはそれでリスクがあるものですが、
腸の正常化が出来るまでは上記のような糖や人工甘味料など腸にリスク
がある成分は控えた方が良いかもしれませんね。
ところで今回の糖や人工甘味料などの原因物質の排除も、
プロバイオティクスや中鎖脂肪酸など腸に良いものを入れるのも、
結局のところ健やかなマイクロバイオームを保つ為という事に
繋がると思います。
マイクロバイオームは消化管の微生物の集合体のようなものですが、
これらの微生物が、食物の分解から、ビタミンミネラルの吸収や運搬
免疫機能の強化、食物や化学物質のアレルギー抑制など体内の消化吸収
機能に関与しています。
健康な腸は腸内の微生物にとって良い環境を作ってあげる事が最善の
道で、それを達成する事で様々な生活習慣病や減量などの目的にも、
大きく近づける事になるでしょう。
それでは、次の記事で('ω')ノ
次回(腸内環境を改善するスーパーフード)