どうも、こぐまです(´・ω・`)

去年から販売されていて私も密かに注目していた車があります、
それはフォルクスワーゲンのアルテオンです。
去年から日本国内でも販売が開始されて順調に販売台数を伸ばしている
ようです。
しかし、私の予測では残念ながら売れないだろうな~と思っていましたが、
現状は好調で私の予測を上回っているようです。
確かに私も気になっていた車だけあって見た目は凄くスポーティーで
流行りの4ドアクーペという佇まいですから、外装はエンブレムのVWが
見えない横から見るとかなりの高級車に見えます。
しかも正面からの顔も十分格好よく、尚且つワイドボディの為迫力が
あります。このまま売れ続けるのだろうか…

競合車が居るようで居ない車

このアルテオンですが価格設定が500万~というフォルクスワーゲンの
中ではかなり高級な部類に入る車です。
ボディサイズは全幅1875全長4865とかなり大柄なボディとなります、
ドイツの自動車メーカーで国内でも一般的な大衆車を販売しているメーカーは
メルセデスベンツ、BMW、アウディといった所でしょう。
値段的にはBMWやメルセデスの3シリーズ、Cクラスより高く、5シリーズ、
Eクラスより安いという設定で、ボディサイズは5シリーズ、Eクラスと
近いサイズになっています。
ちょうどその間を狙っているような車なのでしょうが、正直私は
勝負にならないのではないかなと思っていました。
なぜならこのクラスに手を出す人間にはブランド価値というのを重視する
人が多いと考えていたからです。
そうなるとフォルクスワーゲンだとどうしても周囲へのブランドアピールも
一段下がりますし、実際に後部座席の作りにしても高級車より大衆車という
内装です。

悪くはないと思いますが、この後部座席を見てこれが高級車だと感じる人は
少ないでしょう。この手のクラスになると後部座席の豪華さもアピールポイントに
なるので、その辺りアルテオンは弱いと思いますね。
この車種では海外ではディーゼルを用意されていますが、
国内では直4ターボのみで280馬力です。余裕のある馬力ではありますが、
車重も1700kgとそこそこ思いので、そこまで早い車でもありません。
因みにここまでセダンの体で話を進めてきましたが、この車ハッチバックです。

見た目4ドアクーペという形でセダン市場に食い込もうとしていると考えられますが、
アウディA5スポーツバックが価格的にも車格的にも競合なんでしょうね。
ただそこでもブランド価値の問題が出てきます。まあ日本国内ではベンツやBMW程
アウディの価値が高くないので国内ではどうなるのやら。

まとめ

実はこのアルテオンを見た時にとある車を思い出しました。
それはスズキのキザシという車です。
ボディサイズ的にはBMW3シリーズくらいの車ですが、全く売れないで
2015年に販売終了となった車です。


やはりスズキのブランド価値というのは軽自動車やコンパクトカーを売る
メーカーというのが一般ユーザーのイメージする所でしょう。
そのメーカーがセダンを出した所で、どうせセダンを買うならトヨタや
日産を選ぶよって所だと思います。しかも内装がスイフトチックだったら
もはや選ぶ理由も無くなるでしょう。
特別スズキと付き合いが無い人が選ぶ車ではないと考えられます。
今回の主題であるアルテオンもそのような理由から売れないのでは
無いかと思っていました、やはりフォルクスワーゲンのイメージは
ゴルフやビートルですからね。
また国産高級セダンより高い価格設定ですが、内装の高級感は比べるのも
バカバカしい程、国産の高級セダンの方が高級感があります。
国産の高級セダンとは価格的にも勝負にならないでしょう。
余程外車に乗りたくて、あまり価格を掛けずに大きな車に乗りたいという
のでなければ選択しに入らないと考えられます。
では少し安いからとドイツのDセグメントからEセグメントで勝負が出来るのかと
言えば、ベンツのEクラスを選ぶような人って100万くらい安いからって
フォルクスワーゲンを選択するんですかね?

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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