どうも、こぐまです(・ω・)ノ

今さらながらシェンムー3をクリアしました。

去年発売直後に購入して今年になってクリアしたと
なれば暫く放置していたのは明らかな訳ですが、
結構楽しんだと思います。

こうしてクリアしてみるとクリア直前で放置したのが
解るんですが、決して面白くなかった訳ではありません。

という事で今回はシェンムーの感想と人に対してシェンムー3を
お勧めできるのかという事に関して書いていこうかと思います。

グラフィックは問題なし

シェンムー3発売前にはPS3のグラフィックのようだと
いう話が出てくるくらい開発中のグラは評判の良くない
ものでしたが、2019年発売のPS4ソフトとしても問題ない
レベルで高画質でした。

それでいてドリームキャストでシェンムーをプレイしていた
層にも受け入れやすい印象で、なんだったら当時もこんな画質
でプレイしていたのでは?と錯覚させるくらい違和感が
無かったです。

もちろん当時のグラフィックを今見てみると比べるのも
バカバカしい程の進化をしている訳ですが、進化している
にも関わらず当時を思い起こさせる正常進化と言えるでしょう。

それはおそらくゲームデザインが当時のままだったという事
にも起因していると思われます。
リアルな年月としては20年前のゲームですが、ゲーム内としては
シェンムー2の直後の時間とあってシェンムー3でもゲームの内の
演出は当時のままです。

もちろん主人公はガチャガチャをする時、片膝を地面にどっしり
構えてガチャをします。
まさに日本中のオタクが称賛するような堂々としたガチャ姿も
以前のまま健在です。

シェンムーが好きだった方なら買い

お勧め度に関しては当時ワゴンセールで投げ売り状態だった
シェンムーをそれでも好きだったという私のような人間には
お勧めです。

過去作をプレイしていた方が喜べるような演出もあり、特別
やる必要のない小ネタが多い所もシェンムーらしいですね。
20年ぶりに稲さんに電話しましたが、ゲーム内ではそれほど
時間が経っていないので主人公より私の方が懐かしさを感じて
いるでしょう。

格闘にシーンに関しては前作も不評でしたが、今作では
以前よりはマシになっていました。

それでも褒められたものではありませんが、シェンムーファン
であれば、これでも進化したと喜べる出来でしょう。

もちろんアルバイトも出来ます。

まき割りやシェンムーファンが大好きなフォークリフトも
完備されています。
ただフォークリフトに関しては正直仕方なく入れた感がある
作りで楽しさは初回作のシェンムーの方が遥かに上でしょう。

生活するにはお金が必要という事でアルバイトをしなければ
なりませんし、今作はただ歩いていても体力が減ってくるので
食べ物を常に用意しておかなければならないので、そういう意味
からもアルバイトは重要です。

アルバイトをする理由をゲームシステム的に作ってくるのは
シェンムーらしいという感じなので私はそれほど嫌いでは
ありませんでした。

悪かったポイント

今作は正直ストーリーが非常に短いです。

それが原因なのかもしれませんが、短いストーリーを
誤魔化すように演出のテンポは非常に悪いと言えるでしょう。

とにかく会話のテンポがスローで相手が言った事をそのまま
聞き返すのは有名だと思います。
歩きを強制されるポイントなどもありますし、ゲームのプレイ
時間が短くならないような工夫というか試行錯誤が見て取れます。

上述した歩いているだけで体力が減るのもテンポを悪くして
ゲーム時間を長くする為なんじゃないかと邪推したくなって
しまいますね。

あとはQTEですね。

これは正直クソだったと断言できます。

シェンムーシリーズといえばQTEというのは分かるんですが、
実際QTEを採用して評価されている話を聞いた事がありません。
ゲーム全体としては良い評価でもQTEさえなければな~なんて
言うのが実際の所なんじゃないでしょうか。

しかも過去作に比べても入力の受付時間が短く、様々QTEを
採用したゲームと比べても超速だと思われます。
なにせ解っていても連打で待機してないと間に合わない程
早い場面もあるので初見ではまず成功しない速度です。

そして何度もそのシーンをやらされるので失敗のペナルティが
無しで何度もやり直しされるくらいならムービーシーンで
すっ飛ばしてもらいたいものです。
鶏QTEは特にクソだと断言したい!

また初回作でシェンムーが発売されたころであれば、
オープンワールドゲームなんて言葉が無い時代でしたから、
十分驚きでしたが、現代のウィッチャー3やGTAなど評価の
高いオープンワールドゲームをやり慣れた今の世代の方には
驚きもなくお勧めできるゲームだとは言えないでしょう。

まとめ

シェンムーの続きが出来たという事が重要なのであって
そこだけが評価のポイントだとも思います。

ゲームとしては当時のゲームシステムのままなので古臭い
し、ファンでなければ楽しめない出来だとも言えます。

今作もストーリーとしては殆ど進まなかったので続編を
作る気があるのだと思いますが、次回作はゲームとして
今の世代がプレイしても面白いものを希望します。

ゲーム内のこだわりが感じられる作品ではあるので、
現代風のシェンムーが見てみたいという所でしょうか。
まぁ文句も多くなりましたが、シェンムーが好きだった
方なら十分楽しめるゲームでしょう。

またドリームキャスト版をプレイした事が無い方でも
PS4のリメイク版をプレイして面白いと感じたので
あれば失敗しない出来です。

ところで次回作もクラウドファンディングで開発費
集めるんですかね。

それでは、次の記事で(・ω・)ノ

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