どうも、こぐまです(´・ω・`)

今日はマーク・ウォールバーグ主演のペイン&ゲイン史上最低の一攫千金
のレビューになります。
この映画は日本では劇場で公開されていなかったので、観たいと思いながらも、
なかなか機会がなく観ていなかったのですが、先日huluで配信されていた為
ようやく観る事ができました。
監督はマイケル・ベイ、主要キャストも主演のマーク・ウォールバーグを始め
ドウェイン・ジョンソンアンソニー・マッキーエド・ハリスなど有名
どころが多いので、普通に劇場で公開されても問題無さそうな映画なんですが、
多少内容的に問題がありそうなので、その辺りが劇場公開されなかった理由
なのかな?とか思ったりもします。

あらすじ
筋トレだけが生きがいのジムトレーナーのダニエルは、自分の冴えない人生にうんざりしていた。そこで彼はジムに通う裕福なビジネスマン、ヴィクターの誘拐を計画する。早速彼はジムで共に働くエイドリアンと、ジムの新入りで前科者のポールと共に誘拐を決行する。なんとか計画は成功したかに思われたが、命からがら逃げ出したヴィクターは、私立探偵のエド・デュボイスを雇い、ダニエルらを追い詰めていく。

どんな映画か?

この映画は実在の事件を元にした映画になるので、ノンフィクション映画
という事になるのだと思われます。
まあ映画を観ていると、本当にこんな事あったのか?と思う程破天荒な
映画だったのですが、映画の終盤の映像で、「これでもまだ実話」なんて
テロップが出てくるくらいなので実話なんでしょう…

これどんな状況かというと、殺した人間の手をバーベキューしている所
なんですよね…近くの婦警さんのような人間に笑顔で手を振りながら焼いて
います。かなりぶっ飛んだ映像でしたが、この映画全編に渡ってこんな
感じで、事件としてはかなり凶悪事件なんですが、かなりコメディタッチで
描かれています。
しかし、マイケル・ベイ監督は上手ですね、事件自体は凶悪犯罪なので、
映像としてもけっこう過激な表現が出てきたりしますが、それを暗く
描く事なく、ここまで笑える映画にするのって簡単じゃないような
気がするんですが、どうでしょう。

海外でも筋トレマニアは馬鹿に見えるのかな?

この映画の時代背景は90年代という事になるので、筋トレマニア=脳筋
みたいなイメージは強いかもしれないですね。
今でも多少はそのようなイメージを持っている人は多いと思いますが、
この映画はまさにそれを言われても仕方がないという映像ばかりです。
アーノルド・シュワルツェネッガー氏も以前、映画界での自分の扱いに
対して、「あいつは筋肉が凄いから裸にして剣を持たせよう」なんて
扱いだったと語っていますし。

コメディ映画を作る為に生まれたような事件

映画の主題としては、冴えない生活をしているジムのトレーナーが
顧客である金持ちに目をつけ、その財産を奪ってしまおうとする話
なんですが、その計画は子供が思いついたような馬鹿丸出しの
計画なんで実話というのを疑うレベルでしたね。

まさに行き当たりばったりの計画なんで、標的の金持ちにも誘拐してすぐに
正体を見破られてしまいます…
この金持ちも性格が悪く、しかもタフな男なんで拷問されても、そう簡単に
譲渡の書類にサインはしないわけですが、数々の拷問の末とうとうサインします。
顔バレしてますから、殺す事になりますが、首謀者が素人だった為に運よく
命を繋げたので、あ~これで警察に証言して終わりかなって思いましたが、
そうならないのが、この映画の面白い所ですね。まあここまでまだ序盤ですし…

被害者の金持ちが警察に説明しても信じて貰えないなんて事が起こりますが、
それも無理ない…ってくらい、犯人が馬鹿なんです。
誘拐するときはニンジャの格好をしたり、宇宙人の格好をしたりと、やる事が
めちゃくちゃですから、ニンジャに攫われたんだ!とか、ボディービルダーに
拷問されたんだ!って言っても荒唐無稽過ぎて取り合えって貰えない状況です。
止めを刺しに行くために医者の格好をした時は吹き出しました、`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
そんなムキムキの医者が居るわけねぇだろ!!って感じでしょうか…

まとめ

映画としてはかなり笑えるコメディ映画って感じでしたが、実在の
事件としてはかなり凶悪な部類に入るし、出てくる映像もそれなりに
残酷なので、観る人を選ぶ映画かもしれませんね。
残酷表現が苦手な人だと顔をしかめる映像も出てくるので注意が
必要です。

誤って殺してしまった人間を解体する様子ですが…格好や映像、音楽から
かなりコミカルに描かれていましたが、実際やっている事は鬼畜の極みと
呼べるでしょう。
手放しで人に勧められる映画では無いですが、このようなブラック
ユーモアに慣れている人なら、笑えて面白い映画と評価できるのでは
ないでしょうか。まあこの映画で大笑いしている所を他人から見られたら
人格を疑われそうですが、私は面白かったです。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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