どうも、こぐまです(´・ω・`)

いよいよ来週の金曜日2018年1月5日にキングスマンの続編、
キングスマン:ゴールデン・サークルが公開されますね。
個人的に楽しみにしていた映画なので、公開に合わせて前作の
キングスマンを見たので予習がてら感想を書いて行こうかと
思います。

あらすじ

ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。

この映画イギリスの映画でスパイ映画でもあるので、やはり
思い出されるのは007シリーズという事になるので、その
対比も見ながら進めていきますが、基本的には007とは真逆の
スパイ・コメディという感じで、頭からっぽにして観ていても
単純に楽しい映画ですね。
現在007シリーズでジェームズ・ボンド役はダニエル・クレイグが
演じていますが、徹底してシリアスなジェームズ・ボンドを演じています。

キングスマンの映画全体に流れる雰囲気は007であれば、5代目
ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン時代の雰囲気を
更にライト層に向けた映画だと言えるでしょう。
それなりに辛い境遇の主人公ですが、悲壮感などかけらもなく
安心して観ていられるので観終わった後も爽快です。

豪華なキャスト陣

キングスマンはそのキャスト陣もとても豪華で、その俳優もイギリス
出身の俳優が多くを占めているので、映画の設定に沿っている為
違和感なく映画に没頭できます。

主なキャスト

  • タロン・エガートン
  • コリン・ファース
  • サミュエル・L・ジャクソン
  • マーク・ストロング
  • マイケル・ケイン
  • マーク・ハミル
  • ジャック・ダヴェンポート
  • ソフィ・クックソン
  • ソフィア・ブテラ

このように主演のタロン・エガートンと一応のヒロイン役である
ソフィ・クックソン以外の役者は実績のある俳優で脇を固めているので
安心して観ていられます。
映画の敵役としてはサミュエル・L・ジャクソンが演じていますが、
英国紳士の中でアメリカの軽いノリというか陽気な雰囲気が、逆に
危険な雰囲気を醸し出しています。

サミュエル・L・ジャクソン演じるリッチモンド・ヴァレンタインは
IT業界の富豪で平和とエコを愛するというキャラクターですが、
地球を救う為には人類を減らそうと考えるエゴイストでリベラリスト
として描かれていて、活動家の危険な部分を描くリアルさにも一役
買っていていいですね。

またキングスマンのリーダーとして登場するマイケル・ケインですが、
今回も嫌なヤツを演じてますね、私の主観ですが嫌な奴を演じさせたら
マイケル・ケインとドナルド・サザーランドの右に出る役者はいないのでは
ないでしょうか。

アカデミー賞受賞男優であるコリン・ファース、キングスマンのエースと
いう役どころですが、マナーを重んじる英国紳士という雰囲気もイギリスの
俳優のせいか十分説得力のある演技を見せてくれます。

主演のタロン・エガートンはこのキングスマンで初めてみましたが
魅力ある役者ですね。映画の設定としても無職の成年がキングスマン
として紳士に成長していく様は、若手俳優のタロン・エガートンの
イメージとしてもぴったりでした。

映画の魅力

007シリーズと同じくイギリスのスパイ映画という設定ですが、
大きな違いとして、国家の諜報機関として活動している007と違い
キングスマンは国家に所属しない正義の集団として描かれている為
余計なしがらみも話に介入してこない為、頭を楽にして観れます。

そしてキングスマンの活動の表の顔としてロンドン経営している
高級テーラーという隠れ蓑がイギリスらしくていいですね。
スパイアクションには欠かせない秘密兵器も数多く登場して
そのどれもが紳士が普段身に着けるものに偽装されている為
イギリススパイのお約束が楽しめます。
防弾機能付きの傘にショットガン機能内蔵とか面白いアイテムが
多数登場してアクションも単純に格好いいですね。
どんな時も高級スーツで戦うのも場違い感が逆に良い味を
出しているのではないでしょうか。

この映画は主人公の青年エグジーのサクセスストーリーの
側面も持っています、物語の始めでは仕事も持っていなく、
母親もキングスマン候補生だった夫の死から荒れた生活を
していています。
不良として日々を過ごしていて、警察のお世話になる事もありますが、
しかし、キングスマンのエージェントに殉職者が出たことで
過去の伝手から選考試験に参加する事になり、他の良い家柄や
高学歴のライバルたちに嫌がらせを受けながら熾烈な競争を
乗り越え、最終候補に残るという王道展開です。
この辺りの展開は万人受けしそうな感じですね。

ネガティブになるかもしれない要素

この映画はスパイ映画でありますが、コメディ映画としての
側面を持っています。
その為子供にもお勧めですと言いたい所ですが、そういう訳にも
いきません、なぜなら暴力描写自体は結構最初から最後まで
アクション映画としては過激な部類に入ると思える演出があります。
映画自体は子供が観ても純粋に楽しめる映画ですが、見せるのは
注意が必要でしょう。
まあ私が子供時代は過激なスプラッター映画がテレビで観れた時代なので
気にしませんが、時代も変わりまして今はそのような表現は厳しく制限
されていますから、一応注意が必要かもしれません。
また敵役として登場する富豪は環境主義者としての社会活動をしている
所謂左翼活動家として描かれています。
そして反対の勢力として白人至上主義者などの右翼と呼ばれる人間も
登場します。
双方を揶揄した皮肉の利いた映画の側面も持っているので、どちらかに
偏った人にとっては落ち着いて観ていられないかもしれません。

まとめ

捻くれた側面も持っている映画ですが、観ていて単純に痛快で
楽しい映画です。
主観としては秘密兵器の出番をもっと増やして欲しかったという
思いはありましたが、及第点でしょう。
終わり方も成長物語としては妥当なもので次回作への期待が
膨らみました。
来週公開の新作キングスマン:ゴールデン・サークルでは
アクションが予告編を見る限り相当パワーアップしているので
楽しみです。またキングスマンの同盟組織ステイツマンが登場
するというので、イギリスとアメリカの対比が楽しめそうですね。
敵役としてはジュリアン・ムーアが担当しますが、麻薬王で
物腰は柔らかいですが、残虐な危険人物という設定なので、
今までのジュリアン・ムーアとは違う顔を見れそうで楽しみです。
公開日に見に行きたい所ですが、会社の新年会があるので、
飲まずに帰る事が出来れば、公開日に見に行きます。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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