どうも、こぐまです(´・ω・`)
ドウェイン・ジョンソン主演のスカイスクレイパー観てきました。
地元の映画館では上映していなかった為、隣街まで足を伸ばしてきましたが、
地元の映画館でもなんども予告篇を流していた為、すっかり、その劇場でも
観れると思っていましたが、こういう事もあるんですね。
一応公開日で観てきましたが、地元の劇場でも公開していないし、隣町の
劇場でも公開されていたのは小さいスクリーンだったので、あまり一般的に
関心の高くない映画なんだろうと思いましたね。
まあ、それはある程度予測はしていましたがので、映画自体のクオリティも
多少不安が残っていましたが、結果そこそこ楽しめる映画でしたね。
私自身がドウェイン・ジョンソンの出ている映画が好きなのでファン的な
補正が掛かっているかもしれないですが、一応だれが見てもアクション映画
好きであれば退屈はしない出来と言えるでしょう。
あらすじ
香港・ビクトリア湾の一角に立つ、高さ約1,000メートルを誇る250階建ての超高層ビル、ザ・パール。以前FBIの人質救出チームの隊長だったが、ある事件で片足をなくした過去を持つウィル(ドウェイン・ジョンソン)は、98階に家族と暮らしていた。ある日、彼はザ・パールのオーナーであるツァオに呼び出されて、ビルのアクセス権限のマシンコードを託され、24時間以内に安全管理システムを分析するよう依頼される。
パクリと言われれば、その通りだが
高層ビルをジャックされるという内容である為、ブルース・ウィリス主演の
名作ダイ・ハードのパクリ映画とも言われているようです。
それ自体はまったくもって、「その通り!」だとも言えます。
確かにビルジャックをしようとする大勢の犯人グループの存在や、
主人公が犯行グループの一人なのではと疑われてしまう事、そして主人公を
信じようとするビル外で指揮をとる警官の存在、ビル内に取り残されている
家族存在等、上げればキリがないと言う程にダイ・ハードに似ている設定です。
しかし、ダイ・ハードの公開が80年代である事と、スカイスクレイパーには
ダイ・ハードにはなかった違う価値観を提供している所を見れば、私自身
ダイ・ハードが好きでしたが、それでも不快感は無かったと言えるでしょう。
しかし、事前情報として映画を観に行く前にダイ・ハードのパクリ映画なんて
いう情報には触れてから観に行った為、観ている最中は確かに「似てるな~」
と思いながら観ていました。
ですかダイ・ハード自体はそこそこ古い映画でもあるので、私の年代以下の
世代であれば、それは気にならないのではとも思います。
登場するビルも現代の映画らしく、全長1km近くもある超高層ビルという
設定なので、この辺りのスケール感もダイ・ハード以上でしょう。
かなり破天荒な映画
パクリ映画ともとれる設定の映画ですが、やはり一番の大きな違いは
主役がドウェイン・ジョンソンだと言う事です。
「いや、別映画なんだから、そんなの当然だろう」と言われそうですが、
設定が似ている映画にも関わらず、映画自体の印象が大きく違うのは
まさにここが一番のポイントだと言えます。
ようはマッチョで無敵の主人公なので事件の解決方も、かなり力ずくですから、
設定自体はダイ・ハードと似通っていますが、それを感じさせない映画です。
一応過去の事件で片足を失い義足という事なんですが、「いや、義足とかフェイク
だろう」という暴れっぷりで、時折義足が外れる演出を挟まないと、それを
忘れてしまう程大暴れします…
またダイ・ハードと違う点として、ドウェイン・ジョンソンは事件発生時はビルの
外に居るんで、家族を助ける為にはビルに乗り込まないといけない訳ですが、
ビルが大火事になっている為登れない訳です。
どうにして助けに行くんだろうと観ていましたが、もちろんそこはドウェイン・
ジョンソンなんで、「登ればいいんじゃね!?」となるわけです。
まさに力ずく、設定はダイ・ハードに似ているが映画の印象は、このように
大きく違いました。
上映時間も最近の映画としては短く観やすいので、細かい事は無視できる
人であれば楽しめるのではないでしょうか。
大雑把な演出
いや、狙ってやっているんだろうけど、突っ込み所の多い映画です。
義足の人間がここまで出来るか!?なんて事もつっこみ所の一つでは
あるんですが、この映画粘着テープが大活躍します。
その活躍は「粘着テープさえあればなんでも出来る!」とさえ言える
万能ぶりで、事あるごとに粘着テープで事態を解決していくのは笑え
ました。
ラスト付近でもジョンソンが「粘着テープある?」って聞いた時には
これは狙ってやっているんだなと確信しました。
トム・クルーズ主演のミッション:インポッシブルシリーズでも
様々な便利ツールなど出ますが、ジョンソンの映画ではそんなもの
必要では無く、粘着テープのみでビルの外へ行ってしまうので、「
どれだけ粘着テープの粘着力信じてんだよ!」となるでしょう。
ダイ・ハードでは犯人グループの方が緻密な犯行計画を練っていて、
敵キャラにも手強い魅力的なキャラクターが多かったのですが、
こちらの映画では犯人グループも大雑把で行き当たりばったり感が
凄いです。
まあジョンソンを活躍させる為に敢えての演出だと思いますが、
敵に魅力が無さすぎるのは多少マイナスポイントだと言えるでしょう。
まとめ
映画の評価としてはドウェイン・ジョンソンが好きか嫌いかで、
映画の評価が大きく変わってくると言う所でしょうか。
設定自体パクリの要素が多いのは確かにそうなのですが、印象は
ダイ・ハードがアクション・スリラーであれば、こちらはヒーロー映画
のような印象なので映画としての主題は大きく異なると言えるでしょう。
主演のドウェイン・ジョンソンが派手なアクションをする度にビルの
下で観ている野次馬から歓声が鳴るのでヒーロー物の印象が強いです。
なので特別ドウェイン・ジョンソンが好きじゃないという方が視聴する
場合は多少評価を下方修正する事になるでしょう。
因みにジョンソンの妻役でスクリームで主演をしていた、ネーブ・キャンベル
が出演していました。
最近はあまり映画に出ていなかったようなので、やたら懐かしいと
感じましたが、演技に違和感もなく及第点と言えるでしょう。
それでは、次の記事で(´・ω・`)