どうも、こぐまです(´・ω・`)
ミッション:インポッシブル/フォールアウト公開が迫っているので、
その予習第2弾として新作の一つ前の作品で5作目のローグ・ネイションを
観てみました。
この作品はシリーズの中でもかなり好きな方で前作のゴースト・プロトコル
よりさらにスパイアクションとして完成された映画となっています。
なにより注目なのが、この作品からレベッカ・ファーガソンがヒロイン役と
して参加していますが、彼女の出世作でもありますね。
これ以前の作品としてはローグ・ネイションの一年前に公開した
ドウェイン・ジョンソン主演のヘラクレスを観た事がありますが、それまでは
ハリウッドでは無名に近い女優でした。しかし、このローグ・ネイションから
一躍スターダムにのし上がった感じですね。
その後ライフや今年公開されたばかりのグレイテスト・ショーマンでも
活躍を観る事ができました。新作でもレベッカ・ファーガソンは参加するような
ので、フォールアウトを観に行く予定の方はローグ・ネイションの予習を
してから行くとより楽しめると思います。
あらすじ
正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”をひそかに追っていたIMFエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。拷問が開始されようとしたとき、その女性は思わぬ行動に出る。
どんな映画か?
今回の映画も今までどうよう一話完結型なので、シリーズ中抜け状態
でも問題なく理解は可能でしょう。
しかし、今回の敵となる謎の組織シンジケートは前作のラストでイーサンが
所在を突き止めるように指令が来たあれです。まあそれを知らなくても
問題の無いレベルですが、前作を観ていればより続き物のようで楽しめる
かもしれません。
それ以外にも前作のゴースト・プロトコルでIMFの長官が狙撃されてしまい
ますが、その設定もそのまま生かされていて、長官不在の中IMFが厳しい
立場に立たされている所から物語が始まるので今までのシリーズよりも
更に緊迫感がある作品にしあがっています。
ただ3作目から参加しているベンジー・ダンがユーモア担当で今回も
活躍しているので、それ程悲壮感なく観る事が可能でしょう。
また前作でラストにちょっと顔見せした程度だったルーサー・スティッケル
が今回はしっかりミッションに参加するので、初回作からのファンなら
より楽しめる出来となっているでしょう。
スパイアクション以外も見所が
ミッション:インポッシブルシリーズといえばスパイアクションですが、
もちろん今回もそれは健在でスパイ道具もしっかり登場します。
しかしそれは前作から比べてしまうと抑え目になっていて、特別
道具が主張する事なく自然な形で使っていましたね。まあ前作がそのような
ギミックが多くでたので、今回は多少抑えたのかもしれません。
ですが、不可能な潜入任務は今回もバッチリ用意されているので、ファンを
裏切る結果にはならないでしょう。
それよりも今回はその他のアクション部分が良く出来ていて興奮を覚える出来
でしたね、特に潜入任務からそのままカーチェイスに移行する流れも面白く
映像自体も迫力があるものでした。またアクションのスタントの多くを
トム・クルーズ自身が担当していると言うのも映画を観ると驚きですよね。
主要メンバー以外も
前作のゴースト・プロトコルは概ね良かったものの、悪役に魅力に欠けると
前回の記事でも書いたのですが、今回は敵であるシンジケートのボスは
敵として魅力あるものだったので、そこも今作の満足点の一つですね。
因みにショーン・ハリスが演じているシンジケートのボス、ソロモン・レーンは
新作のフォールアウトでも登場するらしいので楽しみです。
そして、今回のヒロイン役で映画の中盤まで敵か味方か解らない立ち位置で
登場するイルサ・ファウスト、これはレベッカ・ファーガソンが演じています。
シンジケートの女スパイという役柄で登場しますので、助けてくれたり、
裏切ったりとなかなか信用できないキャラクターですが、今までシリーズで
登場してきた女スパイの中でも屈指の美しさなので、眼福ですね。
もちろん見た目の美しさだけでなくアクションも素晴らしいの一言だったので
その辺りも安心です。日本のドラマで鳴り物入りでデビューした女優にありがち
な、ドンくさい演技を見せる事はハリウッド映画では無いのでしょう。
私は3作目のイーサンが指導をした工作員、リンジー・ファリスと一緒に
イーサンがアクションするシーンが好きなんですが、今回イルサ・ファウスト
と一緒に戦うシーンはそれを思い出させるものでした。
因みにイルサ・ファウストもソロモン・レーンもイギリスの秘密情報部MI6の
元工作員という話になっています。
ミッション:インポッシブルの世界にとうとう007の情報機関が登場したので、
双方のファンとしては面白い限りでした。
そのせいか敵のボス、ソロモン・レーンは007ばりに強敵として描かれている
ような気がします。
まとめ
ローグ・ネイションはシリーズの中でも屈指の出来だと言えるでしょう。
個人的な好みとしては初回作の雰囲気や謎解きが好きですが、今作は
スパイアクション以外にもただのアクション映画としてみても出来が良い
ですから、万人受けしやすいと思います。
新作前に一度予習をされては如何でしょうか?
それでは、次の記事で(´・ω・`)