どうも、こぐまです(´・ω・`)

今日は2015年の映画ノック・ノックの感想です。70年代のアメリカで
作られた映画のリメイク版という事ですが、元になった映画は観ていない
ので、それとの比較は出来ません。まあ元の映画を手に入れるのも難しそう
ですけどね。
この映画は幸せに暮らしている家庭人を襲う天災のようなものでしょう。
まあ用心深さの足りない人間はこんな目に合うという教訓まで含めた
内容なのかもしれませんね。ただ一つだけ確かな事は胸糞悪い映画だと
いう事は間違いないでしょう。不条理不合理のの極みですね。

あらすじ
家族を大事にし、幸せな日々を過ごしてきたエヴァン(キアヌ・リーヴス)。週末の夜、仕事の都合で妻子のいない家で留守番をしていると、ドアをノックする音が聞こえる。ドアを開けた彼の目に飛び込んだのは、雨に濡れたジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)、ベル(アナ・デ・アルマス)という二人の美女。道に迷ってしまったという彼女たちを家に入れたエヴァンだが、そのなまめかしい魅力に惑わされていく。ついに誘惑に負けて快楽に浸るものの、突如として二人は凶暴な本性をあらわにする。

どんな映画か?

主演はキアヌ・リーヴスが努めていて、エヴァンという良き父親、良き夫という
幸せな家庭人を演じています。映画冒頭から家族の仲睦まじい姿を観る事に
なるので、今後起こる災害との落差が凄いです。
いやまさに突如現れた天災の如き有様になるので、観ている方はエヴァンが
不憫でならないという気持ちにはなるでしょう。
物語としては妻子が留守中の真夜中に雨でずぶ濡れの女二人を、仏心から
家に招き入れただけなんですが…見知らぬ人間に簡単に優しさを見せるのは
危険だという事が良く解る映画になっています。
なにせまず道に迷った携帯も水没したから目的地も解らんという女に
ipadをタオルを提供するって所から始まりますが、それが地獄の始まりで
エヴァンが一つ譲歩するたびに女二人はどんどん図々しくなっていきます。
優しさと言うのはやはり悪人につけ込まれる隙となるのでしょう。

一つ許せば際限がないです、玄関から勝手にリビングへ、服を乾かしたい、
勝手にレコードを掛ける、シャワー浴びたいと、エヴァンの人の好さにつけ込む
ように図々しさがエスカレートしていく様がよく解ります。
そして幸せな素朴な家庭人のエヴァンを性に奔放なストーリーを語りながら
誘惑が始まるという具合です。

お礼は拷問で

こんな不条理あるかなってくらい不条理ですが、迎えのタクシーを来ても
女達は帰ろうとせず、とうとうエヴァンも誘惑に負けてしまうわけですが、
翌朝起きると女達は昨夜の図々しさとは一線を画す暴れっぷりを見せられます。
ダイニングはめちゃくちゃですから、流石のエヴァンもキレる訳です。
なんとか女二人を追い払う事に成功しますが、ここからがこの映画の本番と
言えるでしょう。なぜかエヴァンの家に執着して深夜に襲撃してくる訳です。
まさに親切へのお礼は拷問でという話になるんですが、そこまでやるか
というくらいめちゃくちゃにされます。
しかし、男対女二人ですが、限度を知らない相手っていうのは女でも
危険すぎて男でも敵わないのでしょう。

終始やられっぱなしのキアヌ・リーヴス…

まとめ

この映画のラストは家庭人にとっては世にも恐ろしい結末がまっています。
まあ家族持ちでなくても社会人であれば社会からの抹殺というような
地獄が待っています。
因みにこの女二人めちゃくちゃに家庭も文字どうり家も破壊の限りを
尽くしていく訳ですが、その根源だったり、なぜこんな事をするに至った
かのような説明は一切無しです、まさに天災ですね。
まあ見知らぬ不審な女がどんなに美人でどんなに誘惑してこようと、
それに乗ってはならないという事でしょうか。男としてはゾッとするような
恐怖映画でしたね。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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