どうも、こぐまです(´・ω・`)

あけまして、おめでとうございます。
今年も日本酒の季節がやってまいりました。
というのも日本酒好きな方にとっては毎日の晩酌等、日々日本酒に馴染みの
ある方もいるかとは思いますが、私にとっては日本酒は特別な日に飲むものと
決めていて、普段は洋酒の蒸留酒を基本としています。(720mlの安ウイスキー
もしくはラム酒を常飲しています)

ということで正月は一年の中でも最も特別な日ですから、特別なお酒をと思い
毎年リピートしているお酒があります。
それが北海道旭川の酒造メーカー男山

他に類を見ない味

この男山の復古酒は所謂甘口のお酒なんですが、世間一般の考える日本酒の
甘口とは一線を画す甘さの日本酒です。
もうここ十年以上この復古酒を飲み続けていますが、未だに同様の甘み、風味
の日本酒には出会った事がないです。

今では日本酒離れを防ぐために大手酒造メーカーから炭酸が入った日本酒など
甘みの強い日本酒も出ていますが、確かに甘く日本酒が苦手だった人も手に取り
やすい味には違いがないんですが、日本酒好きの方だと、これを日本酒と認める
のはどうなんだ?というような味だと感じました(美味しかったけどね…)

しかし、復古酒はそれらの新しい一般受けの日本酒と同等以上の甘みを有して
いて、本物の酒を飲んでいるという味もします。
口に含んだ瞬間の熱さは紛れもなく日本酒で、これであれば日本酒党の方も
満足される味でしょう。

甘み甘みと一口に言ってもどれくらい甘いんだ?と問われれば難しいですが、
個人的な主観で言うならワインで言う白ワインの中でもデザートワインと
同等の甘さです。
日本酒度という表記で甘さ辛さを判断するのは基本的には好きではない
のですが、+5度とかでも甘いと感じる日本酒もあるので、ただ目安には
なるかと思うので書いておくと、復古酒は−50度以下だったような記憶が
あります。(超甘口ですね)
男山のホームページが以前からリニューアルしていて酒度の表記が無くなって
いました。
酒の色もほんのり山吹色掛かっていて、ワイングラスで飲んでも違和感がない
ようなものになっています。

写真だと酒の色が薄くなる・・・

この復古酒は元禄時代の300年前の古文書に残された製法を元に再現している
という謳い文句の酒で、私の父も大ファンで毎年大晦日、元日には復古酒を
飲んでいるんですが、「昔の侍はこんな酒を飲んでいたのか〜」とここ十数年
同じ感想を言っていて…(同じ感想を十年以上聞いている訳ですが…)どうやら
父にとっても恒例行事になっているらしいです。

まとめ

トロっとした濃厚な日本酒なので淡麗なキリっとした日本酒が好きな方
だと、私とは違った感想を持つかもしれませんが、かく言う私自身も日本酒は
本来、吟醸酒の方が好きなので、復古酒以外は毎年違う土地の地酒を飲む
ようにしていますので、甘口の日本酒が苦手な人にも一度試して欲しい所
でしょうか。おそらく損をすることのない味だと思いますので、普段日本酒を
嗜まない方でも日本酒の入り口としては飲みやすく悪くないと思います。
地酒としては安い部類に入りますし。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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