どうも、こぐまです(´・ω・`)

ダーク・プレイス見ました、この映画は公開した時劇場で見に行く予定でしたが、
体調が悪かったのか、タイミングが悪かったのか劇場に見に行けなかったので
今更レンタルして観ました。

主演がシャーリーズ・セロンなので観たいと思っていたのですが、
ミステリー映画としても雰囲気は十分出ていたと思います。
予告では大分ホラーに寄った作りだったように記憶していますが、
映画としてはミステリー映画なので、ホラー的要素が苦手な方でも
安心して観られるでしょう。

あらすじ
8歳のときに起きた一家惨殺事件で生き残ったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相について話し合う「殺人クラブ」から招待状が届く。彼女が兄の犯行を目撃したと証言したことで、当時15歳だった長男ベンが終身刑を宣告された事件について話してくれれば謝礼を支払うという。生活費に困っていた彼女は申し出を受け、家族を襲った悲しい事件を振り返るが……。

ミステリー映画として

ミステリー映画としての評価であれば、そこまで絶賛できるものでは
ないかと思われます。
この映画は一家が惨殺され唯一生き残った少女時代のリビーの証言で
兄が逮捕されています、そして28年後という話なのですが、あらすじ
にもあるように殺人クラブという所から兄は無実なのでは?と
接触があります。

予告篇を見ていると殺人クラブの面々とリビーが協力して真実に
迫っていくのかと思っていました、しかし殺人クラブは最初にちょろっと
顔合わせするだけで最後まで一緒に事件を追いかけるのはニコラス・ホルト
演じるライルだけです。

設定では元刑事や探偵まで参加しているという殺人クラブという物を
もう少し活躍させてもいいんじゃないかなって思って、ここは少し
勿体ないと思うポイントでしたね。

事件自体はリビーが当時の関係者に聞き込みと事件を少しづつ思い出して
行く形で進んで行くのでミステリーの醍醐味である謎解きというのは殆ど
期待しない方が良いでしょう。

映画全体の雰囲気は良い味が出ている

ミステリーとしてはあれですが、映画の雰囲気は非常に良いので、
謎解きなんてどうでもいいよって人は楽しめるのではないでしょうか。
特に一家惨殺されて生き残ったリビーの心情と成長した現状が丁寧に
描かれている為、映画を見始めて直ぐにリビーの置かれている状況が
解ると思います。

子供時代の回想から、その後時の人として本を出版したり働かなくても
暮らせる自堕落な現状など、そしてお金も尽きてきて殺人クラブの
ちょっとした謝礼にも飛びついてしまう心情など丁寧に映像から理解できるので
親切な映画と言えるでしょう。

映画は現在のリビーの聞き込みと過去の回想やリビーが知る由もない
過去の出来事などで進んでいきます。
この雰囲気は時代背景なのが良く表れていてダークな雰囲気を出すのに
一役買っている所でしょう。

ただここでも思う所はミステリーなのに主人公も殺人クラブのメンバーも
知る事の出来ない過去が回想でどんどん暴かれていくので、なんで
28年も真実が暴かれなかったのかと思う程の進みようです。
まあ観ている方は楽に観れますし、ダークな雰囲気に浸って観ているの
ですが、ふと冷静になって突っ込んでしまう瞬間が多々あったのは
残念な所です。

まとめ

色々と惜しいと思うポイントもありましたが、面白いと言えるレベルの
映画でしょう。役者の演技に助けられているのかもしれませんが、
十分一家惨殺事件という重いテーマを重厚な映像で没頭して観る事が
出来ました。

事件の真相も私が予想していたものとは大分違うのでミステリー慣れ
している方でも、なかなか予想どうりには行かないのではないでしょうか、
せっかく登場した殺人クラブという面白い設定を上手に使ってないのは
ネガティブな所ですが、事件の真相自体は十分意表を突かれるものでした。

しかしこの映画amazonでレンタルして観たのですが、大失敗して
しまいました。
というのも、この映画を見るの忘れていたなって思いだしたのが
契約しているhuluでもうすぐ公開というのを観たからです。
それをすっかり忘れていてamazonでレンタルしてしまったのですが、
その後思い出してhuluを見てみると当然配信されていました。゚(゚´Д`゚)゚。
月額契約でいつでも映画を見れるのに配信されている映画をわざわざ
amazonでレンタルするという愚行、たいした金額ではないですけど
自分のまぬけ加減にちょっとショックを受けました( ・`ω・´)ナン…ダト!?

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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