どうも、こぐまです(´・ω・`)
ホラー映画、チャイルド・プレイの2019年リメイク版を
観てきました。
元となった映画は同名タイトルでチャイルド・プレイですが、
今回観た2019年版は88年の初回作をリメイクした物となり
ます。
一応シリーズとしては8作目ですが、私は4作目のサブタイトル
「チャッキーの花嫁」までしか見たことがありません。
ただチャイルド・プレイはかなり幼少の頃楽しんだ作品なので、
恐らく世間では同日に公開されるアニメ映画、天気の子への
注目の方が高いでしょうが、私はこちらを優先しました。
あらすじ
引っ越し直後で近所に友達がいない少年、アンディ(ガブリエル・ベイトマン)は、誕生日に母親(オーブリー・プラザ)からバディ人形をもらう。その人形は最先端テクノロジー企業・カスラン社の新商品で、音声認識やセンサー付きカメラなど高度な機能を備えていた。人形は“チャッキー”と名乗り、アンディに一番の親友だと話し掛ける。しかしこの人形は欠陥品だった。
シネマトゥデイ
現代的にリメイクされているが良い方向
この映画は制作に「IT」のリメイクをしたプロデューサーが参加
しているので、非常に楽しみな作品でした。
ITは元のビデオ版も好きでしたが、それを上回る出来の良さだった
ので今回のチャイルド・プレイのリメイクも期待どうりの出来だった
と言えるでしょう。
オリジナルの方はシリアルキラーがブードゥ教の呪術を使って
死ぬ直前に人形に乗り移るというものでしたが、(当時の映画は
ブードゥ教を扱ったものが結構あった)
流石に現代的ではないと思ったのか、その辺りの設定は大きく
異なっていて、かなりハイテクな人形になっています。
当然呪術で殺人鬼が人形に乗り移っている訳でもありませんし、
オカルト要素もありませんが、ある程度の説得力を持たせる
作りにはなっていました。
現代の話に沿った設定で人形に所謂スマートスピーカーのような
機能を持たせて、さらに自律行動出来るような作りになっている
人形が今回のチャッキーという事になっています。
リメイク版は怖さ倍増
元の88年版は正直ホラーと言いながらも怖い映画ではありません
でした。
当時私は小学生でしたし、その時一緒に映画を観た怖がりの
母も楽しんで観ているようで適度なホラーと言えば良いかもしれ
ません。
しかし、リメイク版ではチャッキーの不気味さのグレードが
段違いに上がっているように感じられましたし、スプラッター
要素が強くなっています。(グロという程でもないが…)
88年版と同様、今回も主人公は母子家庭の子供という設定
ですが、2019年版はクズな不倫男という要素が添加されて
います。
この男の殺され方は一瞬失笑してしまいましたが、しかし、
その亡骸を使ったオブジェには戦慄しましたね。
基本的には演出で驚かす系統のホラー映画というのは今作
でも変わりないスタイルではありますが、チャッキーの
不気味さが相当増しているのでジワジワ来る恐怖演出が
プラスされてホラー映画としての評価が高くなっている
印象です。
人間関係が原作より広がっている
原作では主人公家族と元々殺人鬼を追いかけていた刑事と
狭い描写しかなかった印象の映画ですが、今作では主人公の
子供の年齢も上がって、ただ守られるだけの存在ではなく
なっています。
ただ新たに友達がいないなどの要素が加わって、チャッキーを
通して近隣の子供たちとの関係が広がって行くのも面白かった
ですね。
その友達も物語に重要なポジションで絡んできますし、刑事役
も原作とは当然違いますが、しっかり絡んできます。
この辺りの世界観の広がりが映画として十分楽しめるもの
だったのは非常に良かったです。
まとめ
かなり良リメイクと言った印象の映画でした。
原作より親子関係や境遇が若干悪い方向に行っている
感じを受けましたが、そこも原作どうり子供への愛が
ある母でしたので映画を観始めた段階の悪印象から
観終わった段階で良い印象を持って終われたのは非常に
良かったです。
今回は復習の為にhuluで配信されていた初回作を観てから
行きましたが、当時は子供だったので全く感じなかった
所が非常に気になりました。
映画冒頭で寝ている母の為に朝食を作るシーンで部屋を
めちゃくちゃに汚すんですが、子供当時なんとも思わなかった
のが、現在自分で部屋を掃除する立場になると「このクソガキ!」
って思いました。
そういえば当時一緒に観ていた母がそのシーンでかなり騒いで
いたのが思い出されます(映画館じゃないですが…)
それでは、次の記事で(´・ω・`)