どうも、こぐまです(´・ω・`)
今日は、たまたまyoutubeで予告を見た映画が気になって
レンタルした映画の感想を書いていきます。

ザ・シェフ 悪魔のレシピ 原題 K-SHOP

この映画のなにが気になったかと言いますと、私の好きな映画に
ジョニーデップ主演のスウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
にインスパイアされた映画だと紹介されていたからです。

映画の共通点は殺した人間を肉にしてお客に食べさせるという所ですが
映画の根幹の部分にはかなり違いのある映画でしたね、
両方とも所謂リベンジ映画というものに分類されるのだと思いますが
リベンジの対象にはかなり違いがあります。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師の方は最終的な
復讐相手以外の犠牲者は、特別悪人という描写はありません、
ですがザ・シェフ 悪魔のレシピ の方は所謂日本でDQNと呼ばれている
ような人間が対象になります。

あらすじ
理髪店の店主がカミソリを手に客をミートパイにしてしまう「スウィーニー・トッド」の物語にインスパイアを受けて製作されたリベンジホラーで、理不尽な世の中に怒りを抱くケバブ屋の店主が、包丁を片手に狂気の復讐を繰り広げる様を描いた。イギリス、ロンドン郊外の街の一角で、父親とともにケバブ屋を営む移民の青年ラサール。街には酒とドラッグに溺れた若者であふれていたが、近所に有名起業家がナイトクラブをオープンさせたことから、近頃は若者たちの傍若無人な振る舞いに拍車がかかっていた。そんなある日、ラサールの父が客に絡まれて暴行を受け死亡。移民であることの社会的閉塞感と父を殺された怒りに震えるラサールは、復讐を開始する。

一時期TVのニュースでも話題になった、おでんツンツン男のような
人間がリベンジの対象になるので人によっては共感が得やすいのでは
ないでしょうか。例えば深夜の飲食店やコンビニで働いている方や
サービス業で日々無茶な要求をしてくるお客さんを相手に
仕事をされている方は、共感を得られるかもしれません。
DQNをケバブに加工して、DQNにそのケバブを提供してお店を
繁盛させていくのはどこか滑稽で笑えますし。

ザ・シェフ 悪魔のレシピ はただのリベンジ映画では無く、
近年イギリスのEU離脱問題にもなっている移民問題の社会風刺映画の
側面も持っている点も見所ですね、この映画の場合は移民してきた側
からの目線となっています。
なのでR18 指定の映画でDQNをミンチにするわけですから、
映画前半は過激なシーンもありますが、後半には過激描写は殆ど
無くなり、メッセージ性の強い映画に代わってきます。

DQNに苦しめられていても、そのDQNを相手に商売をして、
日々の糧を得ているという、登場人物の一人でホテルの支配人の
言葉も考えさせられますね。

ザ・シェフ 悪魔のレシピ  リベンジ映画にしては爽快感というのは
感じない映画なので、もっとリベンジして!と思う方には物足りないと
思われる内容かもしれませんが、残酷描写は少ないので、苦手な方でも
ギリギリ見られる映像になっているの思います。
それ程過激ではないですが、内容のある映画なので見応えは
十分なんじゃないでしょうか。

それでは、次の記事で(´∀`*)ノシ

 

 

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