どうも、こぐまです(´・ω・`)

散り椿、観てきました。
今年だけでジャニーズ主演の映画を観るのは3本目となります。
今までは偏見でジャニーズが出演している映画をクソ映画と避けて
きましたが、その偏見も最近ではすっかり無くなりました。
という事で、この散り椿も予告編から面白そうだと感じていたので
主演がアイドルグループだという事はまったく気にせず観に行った次第です。
とはいえジャニーズ主演の映画という事は事実として変わらないので
また、劇場が大混雑になるだろうな~と覚悟して行きましたが駐車場から
ガラガラでした。
まあショッピングモールの一部でもある駐車場なので劇場内は混雑している
だろうと思って入りましたが、ここでもガラガラと言える状態で、公開日で
これというのは、やはり時代劇というのは人気が無いのか、または自分の
地域だと人気が無いのか判断に迷う所です。
まあ飲食物を買うのに長時間並ばなくて良かったのは結果として良かったと
いう所でしょうか。

あらすじ
享保15年、藩の不正を告発した瓜生新兵衛(岡田准一)は、追放の憂き目に遭う。藩を追われた後、最愛の妻・篠(麻生久美子)は病魔に侵され、死を前に最後の願いを夫に託す。それは、かつては新兵衛の友人で良きライバルでもあり、篠を奪い合った恋敵でもあった榊原采女(西島秀俊)を助けてほしいというものだった。

映画冒頭の感想はどっちが役者だか解らんな!

予告篇から面白そうだから観てみたいなとは思ってはいましたが、
最近自分自身も時代劇離れが進んでいる為(そもそも時代劇がやってない…)
天気が悪ければパスしようかな程度でした。
ですから映画冒頭はそこまで熱中せずに観ているのもあり、役者の演技の
質など批評家のような気分で観ていましたが、西島 秀俊の演技がまるで
ロボットのような棒読みで驚きました。
考えてみれば西島秀俊はCMでこそ見たことがありましたが、ドラマ、映画と
しては初めて観ると言える程観た事がなかったので、勝手な印象で演技派と
思っていましたからこれは衝撃でしたね。(劇場から帰って来てから調べると
ドラマ、アンフェアだけは観ていましたね)

顔は完全に役者だか…会話を始めると…という感じで顔とのギャップに
衝撃を受けました。
まあ気になったのは最初だけで、映画全体の雰囲気を壊すには至らない
ですから問題はないでしょう。
もう一人あれ?って思う演技下手が居たんですが、若かったし、またジャニーズ
だな!とここでも以前の偏見の心が出てきてしまいましたが、これも帰って
から調べたらジャニーズとは縁もゆかりもない役者でした。(ごめんなさい、
もう偏見は持たないです…)
肝心の主演の岡田准一の演技はというと、まったく違和感なく物語に
没頭できていたので、良かったのだろうと思います。
これではどっちが役者か解らん!という感じで映画の冒頭を観ていましたね。

原作は読んでいないので

原作は読んでいないので楽しめたという所はあるでしょうが、
十分に楽しめました。
物語のテーマも解り易く、かつ最初に提示されるので理解はしやすい
でしょう、散り椿を見るというストーリーの都合上、のんびりとした
時間の流れがあるので、日本の原風景や音楽で魅せる映画という印象
でした。

二つの願いを妻にお願いされ、それを叶える為に帰郷する主人公と
故郷を追われる事になった事件の概要が視聴者にも順々に語られていくので
時代劇だから理解が面倒なのでは?と思う方も居るかもしれませんが、
その辺りの説明は説明臭くなく上手に理解させてもらえるので良い印象
でした。
ただ冒頭からいきなり物語を大きく端折った印象を受けるナレーションが
入るので、実際の所は原作を読んでいない為に解りませんが、原作を
知っている方であれば当然映画の評価は変わってくるでしょう。
私は原作未読の為、十分に楽しみました。

殺陣のシーンの見応えが凄い

この映画は時代劇であるので、当然殺陣のシーンがある訳ですが、
ストーリー上、主人公は追われる身であるので、殺陣のシーンは多く
あります。
全てのシーンを岡田准一が演じているのかは解りませんが、どの
シーンも迫力が凄くリアリティがあります。
昔の高橋英樹的なやつではなく、かなり現実の方に寄せてきている
のでは?と思えるものでした。(まあ本当の斬り合いを知りませんが…)

岡田准一の役は「鬼の新兵衛」と呼ばれる剣豪の役なので、その殺陣シーンも
それに相応しい説得力が必要となる訳ですが、素人目に観ても岡田准一の
演技は素晴らしく、相当な練習を積んだであろう事が解ります。
またリアル方面に寄せてきているせいか、実際に人を切ると、かなり血しぶき
が凄いです。
これは苦手な方もあるかもしれませんが、リアリティの向上には貢献
しているでしょう。

まとめ

そこまで期待感をもって劇場に足を運んだ訳ではありませんでしたが、
非常に楽しい思いをさせてもらえました。
西島秀俊のロボット演技には驚きましたが、物語のラストで斬り合う
シーンで西島秀俊演じる榊原 采女が敵を無慈悲で無表情に殺すシーンを
観て、敢えて西島秀俊はロボット演技をやっていたのでは!?と
感じる程、ゾクゾクさせられるシーンでした。
また出演する女優陣の演技も良かったですし、またビジュアル的にも
和風美人な印象が物語によく合っていました。

公開日に観に行って客入りがガラガラだったのは私の地域だけかも
しれませんが、もし時代劇だからと避けている方には、説明も丁寧で理解
し易く、そして刺激的な殺陣のシーンもあるのでお勧めしたい所です。
まあ私としては飲食物も買いやすいし、あまり混雑していない方が
嬉しいんですけどね。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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