副腎疲労の為に出来る事②

2018年1月4日 2019年1月23日

koguma_sus4

どうも、こぐまです(´・ω・｀)

今回は副腎疲労改善の為の力になるサプリメントを紹介していきます。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダにおいて重要なハーブである
アシュワガンダについての説明などを簡単に書いていきたいと思います。

アシュワガンダとは主にインドやアフリカなどの乾燥地帯に自生している
多年生小低木で、インドなどでは商業目的に栽培もしている植物です。
アシュワガンダとは馬の匂いを意味していて、古来より精力剤として
使われているハーブになります。
様々な効能を期待されている植物でありアダプトゲンハーブの一つとして
も数えられています。

アダプトゲンとは肉体疲労や精神的ストレスに抵抗力を持つ天然のハーブ
で、古代インドや古代中国でも用いられてきた植物で様々な効能が長い
年月を経て確認されています。
近年では科学的研究も始まっていて、幾つかのアダプトゲンハーブには
確実な薬効成分も確認されてきています。
アダプトゲンハーブの定義は1968年に発表されていて

服用者に無害であること
非特異的な反応を示すこと。物理的や化学的ストレスに対する抵抗力
生理機能を正常化すること。標準値からどの方向にずれても正常値に戻すこと

などの定義があり通常の服用量では無害なハーブとされています。
生理機能の正常化についてはホルモンバランスを整えてくれる作用があります。
ストレスに関連があるホルモンとして、ノルアドレナリン、ドーパミン、
セロトニンがありますが、これらのホルモンは片方が上がればもう一方が
下がるような、遊具のシーソーのような関係性をもっています。
アダプトゲンの多くはこれらのホルモンの正常化にも効果があります。

この記事の目次

1 アシュワガンダの効果
2 医療用としての研究
3 私の使っているアシュワガンダ
4 まとめ

アシュワガンダの効果

滋養強壮
抗ストレス
精力増強
血液浄化
関節痛
抗炎症
免疫強化
脳機能改善

これらの効能が期待されています、特に精力剤としての効能が
期待されて使われてきたハーブですが、滋養強壮としても
高い効果が期待されている為、インドの朝鮮人参とも言われています。

今回の記事の主題である副腎疲労に関しては、抗ストレスとしての
効能が大きな効果を示すことになるでしょう。特に副腎疲労の主な原因と
なる精神的ストレス（人間関係、仕事、家庭内の事情、金銭面など）や
肉体的ストレスに対して有効な効果がある為、アシュワガンダの摂取は
助けになります。

副腎疲労の治療にはストレスの軽減や休息が必要ですが、今あるストレスも
原因が仕事や対人関係、家庭内の諸問題、では今すぐ取り除く事は
不可能であると思います。
そんな時抗ストレスを期待される成分を摂取する事で症状を軽く
する事が可能かもしれません。

因みにカフェインなどでも一時的に副腎疲労を回復させる事が
可能ですが、あくまで一時的なもので常用すると副腎機能を低下させ
症状を悪化させる事がありますので、現在副腎疲労の症状が出ていると
自覚されている方はカフェインの摂取は控えた方がいいでしょう。
副腎疲労の代表的な症状として慢性疲労がありますが、疲労している
体にカフェインと入れると劇的に活力が生まれると感じる事もあります。
しかし、根本の解決にはなっていない為可能であれば休息を入れてもらい
たい所です。

医療用としての研究

アシュワガンダは以前までは民間医療の域を出ないものでした。
しかし5千年程前に生まれたアーユルヴェーダにおいて使われてきた
ハーブであり、アーユルヴェーダの女王、アーユルヴェーダの賜物と
呼ばれ、アシュワガンダの根については3000年以上前から使用されて
いるとされています。
その為、科学的根拠や研究結果が少ないながら、伝統的信頼のもと
様々の症状に使用されてきていました。

しかし、現在ではアシュワガンダの医療目的としての研究も始まって
います。ラットを用いた研究でアシュワガンダ（学名ウィザニア）
に含まれる、ウィザフェリンAに抗腫瘍作用があるという研究です。
腫瘍の出来たラットが改善されていく様子が研究結果として示されていて
新たな抗がん剤としての研究がなされているようです。

私の使っているアシュワガンダ

私の使用しているアシュワガンダのサプリメントはJarrow FORMULASの
製品を使用しています。この製品を選んでいる理由としてはKSM-66という
規格で製造されアシュワガンダの根のみを抽出した成分であるためです。

アシュワガンダの葉を抽出した製品もありますし、その製品の方が良く効くと
言われる事もありますが、それは前の項で話した抗がん物質のウィザフェリンA
は葉に多く含有している為です。
ではなぜ根のみの製品を選んでいるのかと言えば、ウィザフェリンA には無視
出来ないレベルの毒性が含まれている為です。
アシュワガンダが使われてきた実績を見ると乾燥根についてはミルクや蜂蜜に
入れるなど食用として長く使われてきた歴史がありますが、葉については使われて
きた実績が少なく毒性の確認もされている為、安心の為に根からの抽出のみの
製品を使用しているわけです。

しかしアシュワガンダにはウィザフェリンAの毒性を解毒する作用をもつ
ウィザノンも同時含まれている為、実際の毒性は高くないものだという
話もあります。また現在までアシュワガンダの葉による副作用などの
被害も報告されていない為、問題ない可能性もありますが、実績の差から
根のみの製品を選んでいます。

実際世界各国でアシュワガンダの抽出した製品が販売されていますが、
人体への摂取で毒性を示す文献もないようです。
まさにアダプトゲンの定義の一つである人体に対し無害である事が
今までの実績から確認できる事になっています。

まとめ

健康な副腎の為にはストレスから離れた生活や休養、
健康的な運動習慣や食事など、多角的に考える必要もあるかと思いますが、
一つの方法として天然のハーブに頼るというのも選択肢のうちに入れても
良いのではないでしょうか。
ストレスから離れるというのも言う程簡単ではないですし、それが
仕事に起因したものであれば尚更です。
このハーブも他のサプリメント同様、魔法の特効薬ではありませんが、
インドで数千年民間療法として使用されてきている事実や現在も
科学的アプローチで研究されている実績などみても効果がある
サプリメントだと言えるでしょう。
因みに日本では薬事法により医薬品として指定されている為、
インターネットでの通信販売が最も簡単に手に入れられる場所という事に
なるかもしれません。
因みに私はiherbというオンラインストアでサプリメント類は購入して
います、カルフォルニアからの個人輸入という形になりますが、
使っている感覚としてはamazonなどと変わりません。
扱っているものはiherb管理の正規品となるのでamazonで扱っている
並行輸入品よりは遥かに安心だと思います。