どうも、こぐまです(´・ω・`)

ドント・ブリーズをレンタルしてみたのでレビューをしていきます。
2016年のアメリカ映画でジャンルはホラーなどに当るんだと思います。
この映画、実は劇場で観るつもりだったんですが、予告の出来が
余りにも良く出来ていた為、つまりホラーなんで超怖そうだった為
観に行けませんでした(;´Д`)

まあ自宅で観れば無敵という事でレンタルして観たしだいです。
ホラーという事で怖そうと言うのはもちろんな事ですが、今までと
違ったホラー映画だったので内容にも興味があったので、ぜひとも
観たかったという訳です。こういう時レンタルって便利ですね(´∀`*)

あらすじ

街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

この映画、主人公側が強盗などを繰り返す小悪党である為、
殺されてもなんの文句も言えない輩なんですが、強盗に反撃する
老人の方も物語中盤辺りで明かされる闇を抱えている人間なんで、
どちらにも感情移入しづらい設定です。強盗三人組みのうち
唯一の女性ロッキーの生い立ちと言うか境遇は同情の余地があり、
育児放棄した親の代わりに妹の面倒を見ているとか、その妹と
お金を溜めてカリフォルニアに逃げ出そうなどの背景がある為
強盗の動機づけにもなっていて、目的が解りやすい映画になっています。

盲目の老人が怖すぎる

物語で敵となる老人ですが、元軍人で戦争中に失明をしたという設定
です。確かに強盗が目の前にいても見えないという状態を
見せられる演出があるので見えない事には間違いないんですが、
自宅の中を手を壁に沿えるという状態ではあるものの健常者と同レベルで
自宅の中を徘徊し主人公である強盗に迫ってくるんでドキドキします。

しかも映画のタイトルがドント・ブリーズ(don't breathe)呼吸をするな
ですから、映画全編とうして会話も小声、老人に気づかれないように
無音で動かなければならない為、観ている方にも緊迫感が伝わってくるのが
面白いですね。

敵は目の見えない老人ですから、ジェイソンを相手にするわけじゃないので
それ程強敵じゃないだろうと思っていました。ですが元軍人のせいか老人が
けっこうなマッチョでめちゃくちゃ強かったりします。
しかも深夜に強盗に押し入ったので、ただでさえ暗いなか家のブレーカーを
落とされて、完全な闇の中の逃走を余儀なくされます。
この緊迫感は今までにない演出でしたね。

丁寧な作りの映画

この映画は冒頭から終わりまで色々伏線が張られながら進んでいきますが
ホラー映画にありがちな、観ている人の想像に任せます的演出は無く
観ていて疑問に思うような謎はちゃんと伏線を回収していきます。
この辺りの伏線の説明はネタバレになってしまうので、省きますが
説明などせずとも最後まで見れば解るような作りになっています。

暴力表現が控えめ

この辺りは賛否が分かれる所かもしれませんが、最近のホラーに
ありがちな残酷表現は殆どないと言っても良いかもしれません。
単に状況の緊迫感やドキドキを味わう映画なので、ホラーと
呼べるのかも解りませんが。
残酷表現が苦手な人にも安心して進められる映画かと思います。
私自身もスプラッター系はそんなに得意じゃないんで、ここは
助かりました。
ただ、暴力とは違いますが劇中主役のロッキーが捕まって
今までにない斬新な仕打ちを受けそうになるのですが、これには
ゾッとする人も多いでしょう。

まとめ

上映時間は88分とけっこう短い事もあってテンポよく観られる映画で、
予告どうり不気味な映画で満足できる仕上がりですね。
盲目の老人が敵でも真っ暗な状況では相手の方が無敵という演出が
面白いですね。
劇中外に出る機会もありますが、老人の愛犬が大活躍します(;´Д`)
人間は動物に比べると圧倒的に弱いのがよく解る映画でした。

スリリングな展開の連続なので飽きずに見る事が出来ました、
老人にビビらされる事は多い作品ですが、残酷表現な無い為
人にも勧めやすい映画ですね。

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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