どうも、こぐまです(´・ω・`)

8月24日公開の邦画検察側の罪人、レイトショーで観てきました。
今年はなぜか邦画を観る機会が多いような気がします、普段は洋画が
メインですが、邦画もまだまだ捨てたもんじゃないと思わせる作品が
あった御蔭でしょう。
今回の検察側の罪人ジャニーズ事務所の二人が主演という事で、前回
観に行ったコードブルーの時のように席を取るのすら苦労するような
混雑に巻き込まれてしまうのかと漠然とした不安がありましたが、
今回はそのような事もなく映画の内容がハードなせいか万人受けする
内容でもないのでジャニーズ目当ての女性客が少なかったせいかも
しれません。
私自身はジャニーズのアイドルにあまり良い印象を持っていないし、
それらの映像作品を避ける傾向すらありますが、今回の映画は予告編で
興味をかなり惹かれたので、ついつい観に行ってしまいました。

あらすじ
東京地方検察庁刑事部に配属された検事の沖野啓一郎(二宮和也)は、有能で人望もある憧れのエリート検事・最上毅(木村拓哉)と同じ部署になり、懸命に仕事に取り組んでいた。あるとき、二人が担当することになった殺人事件の容疑者に、すでに時効が成立した事件の重要参考人・松倉重生が浮上する。その被害者を知っていた最上は、松倉に法の裁きを受けさせるべく執拗(しつよう)に追及するが、沖野は最上のやり方に疑問を抱き始め......。

予想以上の出来のよさ

この検察側の罪人は原作があるわけですが、今回は幸運な事に?
原作を読む前に映画を観る事が出来たので良かったと言えるでしょう。
(原作を読んでから映画を観ると(´・ω・`)ガッカリ…する事が多い…)
なので映画だけの感想となりますが、予告編を観て興味をそそられた方なら
十分楽しめる出来なのではないでしょうか、ミステリー作品としても
見応えは十分だと言えるでしょう。
やはり邦画は洋画などに比べアクション映画は観る価値のないクソ映画
が殆どな状況ですが、(特に最近の漫画が原作の映画版など恥ずかしくて
観ている方が赤面する程のレベルで学芸会感が凄い、またはコスプレか?)
ミステリーなど日本の日常風景を使う作品であれば、まだまだ価値ある
映画が作れるでしょう。
また今回の映画はテレビ局主導で作られるような最近の邦画とは違い
ちゃんとした映画なので、映像作品としても映画を観てると、しっかり
満足させてもらえるものでした。(コードブルーは面白かったが、映画館で
テレビを見ているような錯覚に陥った…)

ジャニーズ嫌いでも観る価値あるかと

私は自他共に認めるジャニーズ嫌いな人間ですが(まあアイドル全般
好きじゃない)もちろんテレビドラマでもジャニーズのアイドルが主演
なんて事前情報があれば見ないです、まあアイドル自体詳しくないので
ドラマを観ていて、この人ジャニーズのだれそれだ、なんて事を言われる
のでアイドルが出演しているドラマは知らずに多く観ているのかも
しれませんが好んでは観ていない訳です。
今回の検察側の罪人は主演の二人がアイドルな訳ですから、予告編は
面白そうと思いつつも不安は付きまとう訳です。
しかし実際映画を観てみると、こいつら本当にアイドルなのか?
完全に役者だろう!という演技力で自分のアイドルに対する偏見を
見事打ち砕いてくれた作品と言えます。

キムタクなんて言うと正にアイドル感丸出しの呼び名ですが、これを
見せられたら、今後役者木村拓哉を名乗るべきなのでは?と感じる程
真に迫った演技を見せられ、私自身も当初の不安を打ち消されるように、
映画にのめり込みましたね。
またもう一人のジャニーズ二宮和也、世間での評価が非常に高かったと
記憶していますが、私自身はあまり良い印象がなく(まともにドラマも
観たことは無いが…)
たまにドラマや映画のCMで出ているのを観ると、「なんだ、ただの二宮か…」
と言った印象でなにをやってもバラエティー番組に出てくる二宮にしか
見えなかった訳ですが、今回初めて二宮和也の演技を観て、なるほど
確かにこれなら高い評価も頷けると言った具合で、さらに映画に没頭する
事ができます。

映画として

原作は上下巻の作品という長編なので、これを映画にするに当っては
かなりの改変や説明不足などが出ている事でしょう。
原作を知らなかったので、観ている上では違和感は限りなく少なく
なっていますが、映画の中で起きる主題の事件と並行して起きている
事件の方が説明不足感があり、観ている間にもこれは原作であれば
丁寧に書いているのかな?など思わせる部分を感じましたが、
映画のラストにも関わって来る話なので、この部分を端折る事は
出来ないので、このような形になったのだろうと予測しています。
そしてタイトルの検察側の罪人ですがまさしく罪人という言葉が
似合う展開となっていますが、本当の罪人も徹頭徹尾クズ野郎で
この事件一つ取ってみれば必要な罪、必要悪とも言えます。
ただ罪は一度やってしまうと二度目も、三度目もとブレーキが
掛かりませんから考えさせられる作品でしたね。

まとめ

正直ここまで面白いとは予想しても無かったです、テレビの報道などでは
やたらと高い評価が鼻についていましたが、これなら納得と言う所でしょう。
しかし、これなら私のようなジャニーズ事務所のアイドルが苦手な人でも
十分楽しめる映画となっているのではないでしょうか。
しかしラストのシーンはどうにもよく解らなかったので、この辺りは
原作など読んでみれば理解できるのかな?なんて思いました。
多少説明不足感もありましたが映画としては大凡満足できる出来だったので
良いでしょう(まああまり説明が諄くても映画としては観づらいかもしれない
ので調度いいバランスかもしれません)
また二宮和也の演技を高いものだと認識させてくれましたが、中盤辺りで
「あ、ただの二宮だ…」って感じた瞬間があったのは残念でしたね。
まあ本人だから当然か…

それでは、次の記事で(´・ω・`)

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